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	<title>獣医療ブログ</title>
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	<description>小山レリーフ動物病院｜トリミングもできる栃木県小山市の動物病院</description>
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		<title>【獣医師解説】猫に多い慢性腎臓病｜多飲多尿や体重減少に気づいたら</title>
		<link>https://www.oyama-rah.com/blog/792</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[root]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 15 Jun 2026 03:47:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[獣医療ブログ]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>「最近、愛猫の水を飲む量が増えた気がする」「おしっこの回数が多くなった」「少しずつ痩せてきたかもしれない」 このような変化に気づき、不安を感じている飼い主様もいらっしゃるのではないでしょうか。 猫では、水を飲む量や尿量の [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>「最近、愛猫の水を飲む量が増えた気がする」<br />「おしっこの回数が多くなった」<br />「少しずつ痩せてきたかもしれない」</p>
<p>このような変化に気づき、不安を感じている飼い主様もいらっしゃるのではないでしょうか。</p>
<p>猫では、水を飲む量や尿量の変化の背景にさまざまな病気が隠れていることがあります。その中でも特に注意したいのが、シニア期の猫で多く見られる慢性腎臓病です。</p>
<p>慢性腎臓病は初期には目立った症状が表れにくいため、気づいた時にはすでに病気が進行しているケースも少なくありません。</p>
<p>また、慢性腎臓病は、猫の発症率や死亡率が高い病気として知られています。一方で、早い段階で発見し適切な治療を始めることで、病気の進行を緩やかにし、生活の質（QOL）を維持できる可能性があります。</p>
<p>そこで今回は、猫の慢性腎臓病の初期症状や検査方法、治療方法などについて解説します。<br /><br /><img decoding="async" src="/wp-content/uploads/s-blob-v1-IMAGE-E3pJEBOEeGQ.png" alt="" class="wp-edited-image" /><br /><br /></p>
<p>■目次<br /><a href="#i1"><u>1.猫の慢性腎臓病とは？｜腎臓の働きと病気の特徴</u></a><br /><a href="#i2"><u>2.見逃したくない初期症状</u></a><br /><a href="#i3"><u>3.診断方法</u></a><br /><a href="#i4"><u>4.治療方法</u></a><br /><a href="#i5"><u>5.ご自宅でできるケア｜飼い主様が日常で意識したいこと</u></a><br /><a href="#i6"><u>6.まとめ</u></a><br /><br /><br /></p>
<h2 id="i1"><strong>猫の慢性腎臓病とは？｜腎臓の働きと病気の特徴</strong></h2>
<p>腎臓は、体内で発生した老廃物を尿として排出したり、水分やミネラルのバランスを整えたりする重要な臓器です。</p>
<p>そのほかにも、血圧の調整や赤血球の産生を助ける働きなど、健康を維持するために欠かせない役割を担っています。</p>
<p>慢性腎臓病とは、<span style="color: #3366ff;"><strong>何らかの原因によって腎臓の機能が少しずつ低下していく病気</strong>です。特に<strong>高齢の猫で多く見られ、10歳を超える頃から発症リスクが高くなる</strong></span>といわれています。</p>
<p>また、慢性腎臓病の特徴は、<span style="color: #3366ff;"><strong>初期にはほとんど症状が表れない</strong></span>点です。猫の腎臓には大きな予備能力があるため、ある程度機能が低下するまで体調の変化として表れにくく、「年齢のせいかな」と見過ごされてしまう場合があります。</p>
<p>しかし、一度失われた腎機能を完全に元の状態まで回復させることは困難です。そのため、慢性腎臓病では早期発見と早期治療が非常に重要になります。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i2"><strong>見逃したくない初期症状</strong></h2>
<p>猫の慢性腎臓病の初期には、<span style="color: #3366ff;"><strong>「水をよく飲む」「おしっこの量が増える」といった多飲多尿の症状</strong></span>がよく見られます。</p>
<p>腎機能が低下すると尿を濃縮する能力が弱くなり、体内の水分を十分に保持できなくなります。その結果、薄い尿を大量に排泄するようになり、水分不足を補うために飲水量も増えていきます。</p>
<p>ほかにも、以下のような変化が見られないか確認してみましょう。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・食欲にムラが出てきた</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・少しずつ体重が減ってきた</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・毛並みや毛艶が悪くなった</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・嘔吐する回数が増えた</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・元気がなくなり寝ている時間が長くなった</strong></span></p>
<p><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/412"><strong><u>犬や猫の食欲不振についてより詳しく知りたい方はこちら</u></strong></a></strong><br /><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/294"><strong><u>犬や猫の嘔吐についてより詳しく知りたい方はこちら</u></strong></a></strong><br /><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/302"><strong><u>犬や猫が元気をなくした時に考えられる原因についてより詳しく知りたい方はこちら</u></strong></a></strong></p>
<p>これらの症状は加齢による変化と思われがちですが、慢性腎臓病の初期サインである場合もあります。</p>
<p>特に飲水量や尿量の変化は、飼い主様が比較的気づきやすいポイントです。小さな変化でも続いている場合は、早めに動物病院に相談しましょう。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i3"><strong>診断方法</strong></h2>
<p>慢性腎臓病の診断では、問診や身体検査だけでなく、以下のような複数の検査結果を組み合わせながら総合的に判断します。<br /><br /></p>
<p><strong>＜血液検査＞</strong><br />まず、腎機能の指標となる<span style="color: #3366ff;"><strong>クレアチニンや尿素窒素（BUN）などの数値を確認</strong></span>します。また近年では、<span style="color: #3366ff;"><strong>SDMAという検査項目も広く活用されており、従来の検査項目よりも早い段階で腎機能の低下を検出できる</strong></span>可能性があるため、慢性腎臓病の早期発見に役立っています。<br /><br /></p>
<p><strong>＜尿検査＞</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>尿の濃さやタンパク尿の有無を確認</strong></span>し、腎臓の働きを評価します。<br /><br /></p>
<p><strong>＜血圧測定＞</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>高血圧は腎臓病の進行に影響を与えるため、必要に応じて血圧を測定</strong></span>します。<br /><br /></p>
<p><strong>＜超音波（エコー）検査＞</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>必要に応じて、腎臓の大きさや形状を確認し、結石や腫瘍の有無などを評価</strong></span>します。<br /><br /></p>
<p>慢性腎臓病は症状が表れてから発見されることも多い病気ですが、健康診断によって早期に見つかるケースもあります。</p>
<p>そのため、<span style="color: #3366ff;"><strong>シニア期に入った猫では半年に1回を目安に健康診断を受ける</strong></span>ことをおすすめします。</p>
<p><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/265"><strong><u>犬と猫の健康診断についてより詳しく知りたい方はこちら</u></strong></a></strong></p>
<p>なお、当院ではインフォームドコンセントを大切にし、検査の目的や結果を丁寧にご説明しながら、ご納得いただいたうえで治療を進めています。</p>
<h2 id="i4"><strong>治療方法</strong></h2>
<p>慢性腎臓病は完治を目指す病気というよりも、進行をできるだけ緩やかにしながら穏やかな生活を維持することを目的に治療を行います。</p>
<p>病気の進行度や症状によって治療内容は異なりますが、主に以下のような方法が行われます。<br /><br /></p>
<p><strong>＜腎臓病用療法食による食事管理＞</strong><br />慢性腎臓病の治療で最も重要とされているのが食事管理です。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>腎臓病用の療法食は、腎臓への負担となるリンやタンパク質の量を調整しながら、必要な栄養素を摂取できる</strong></span>よう設計されています。</p>
<p>病気の進行を抑えるうえで中心となる治療のひとつです。<br /><br /></p>
<p><strong>＜皮下点滴による脱水対策＞</strong><br />腎機能が低下すると尿量が増えやすくなり、脱水状態になりやすくなります。</p>
<p>そのため、<span style="color: #3366ff;"><strong>病状に応じて皮下点滴を行い、水分補給をサポート</strong></span>する場合があります。<br /><br /></p>
<p><strong>＜吐き気や食欲低下に対する内服治療＞</strong><br />慢性腎臓病が進行すると、老廃物の蓄積によって吐き気や食欲不振が表れることがあります。</p>
<p>そのような場合には、<span style="color: #3366ff;"><strong>吐き気止めや胃腸の働きを補助する薬</strong></span>などを使用します。<br /><br /></p>
<p><strong>＜血圧やリンの数値を整える治療＞</strong><br />高血圧や高リン血症（血液中のリンというミネラルが増えている状態）は、腎臓への負担をさらに大きくする要因になります。</p>
<p>そのため、<span style="color: #3366ff;"><strong>必要に応じて降圧薬やリン吸着剤などを使用</strong></span>しながら管理を行います。</p>
<p><br />また、慢性腎臓病では、腎臓の血管や組織に炎症やダメージが蓄積することで、腎機能の低下が進行していきます。そのため、腎臓の血管内皮を保護したり、炎症を抑えたりすることで、<span style="color: #3366ff;"><strong>腎組織の線維化（腎臓が硬くなって機能を失っていく変化）を抑えることを目的とした薬</strong></span>が使用されることもあります。</p>
<p>こうした治療を組み合わせながら、腎機能の低下をできるだけ緩やかにし、生活の質を維持することを目指します。</p>
<p>また、近年では慢性腎臓病に対する新しい研究も進んでいます。今後は新たな治療薬の実用化も期待されており、治療の選択肢がさらに広がる可能性があります。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i5"><strong>ご自宅でできるケア｜飼い主様が日常で意識したいこと</strong></h2>
<p>慢性腎臓病の管理では、以下のようなご家庭での観察やケアも非常に重要です。<br /><br /></p>
<p><strong>◆日々の観察</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>飲水量や尿量、体重、食欲などを定期的</strong><strong>に確認</strong></span>すると、小さな変化にも気づきやすくなります。<br /><br /></p>
<p><strong>◆飲水環境の工夫</strong><br />水を飲みやすい環境づくりも大切です<strong>。<span style="color: #3366ff;">複数の場所に水飲み場を設置したり、器の素材を変えたり、自動給水器を利用したり</span></strong>すると、飲水量の維持につながる場合があります。<br /><br /></p>
<p><strong>◆療法食への移行</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>療法食への切り替えは急がず進める</strong></span>ことが重要です。猫によって好みや体調が異なるため、<span style="color: #3366ff;"><strong>獣医師と相談しながら少しずつ移行する</strong></span>と受け入れやすくなります。<br /><br /></p>
<p>さらに、<span style="color: #3366ff;"><strong>定期的な通院や検査を継続する</strong></span>ことで、病状の変化を早期に把握しやすくなります。</p>
<p>飼い主様だけで悩まず、気になる症状があれば早めにご相談ください。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i6"><strong>まとめ</strong></h2>
<p>猫の慢性腎臓病は、シニア期の猫で非常に多く見られる病気です。特に多飲多尿は早期から表れやすい症状であり、飼い主様が異変に気づく重要なきっかけになります。</p>
<p>慢性腎臓病は完治が難しい病気ですが、早期発見と適切な治療によって進行を緩やかにし、愛猫が快適に過ごせる時間を支えられる可能性があります。</p>
<p>また、「年齢のせいかもしれない」と感じる変化の中に、病気のサインが隠れている場合もあります。水を飲む量や尿量の変化、体重減少などが気になる場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。</p>
<p>なお、当院では飼い主様との対話を大切にしながら、その子の状態に合わせた検査や治療をご提案しております。小山市、結城市、野木町、間々田周辺で愛猫の健康について気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。<br /><br /><br /></p>
<p><strong>■関連する記事はこちらから</strong><br /><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/757"><strong><u>猫の腎臓が大きいと言われたら｜腎不全だけではない「腎リンパ腫」とエコー検査の重要性</u></strong></a></strong><br /><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/435"><strong><u>高齢の犬や猫の健康管理｜獣医師が教える4つの生活改善ポイント</u></strong></a></strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>栃木県小山市</strong><br /><strong>地域に根差した細やかな対応と最良の獣医療サービスを提供する動物病院</strong><br /><strong>小山レリーフ動物病院</strong><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="TEL:0285-36-3233">0285-36-3233</a></strong></span><br /><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.oyama-rah.com/information">当院の診療案内はこちら</a></span> </strong><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.oyama-rah.com/contact">お問い合わせ内容の入力はこちら</a></span></strong></p>The post <a href="https://www.oyama-rah.com/blog/792">【獣医師解説】猫に多い慢性腎臓病｜多飲多尿や体重減少に気づいたら</a> first appeared on <a href="https://www.oyama-rah.com">小山レリーフ動物病院</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>犬の耳が臭う・赤い・かゆい｜繰り返す外耳炎の原因と新しい治療薬について</title>
		<link>https://www.oyama-rah.com/blog/786</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[root]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 15 Jun 2026 03:38:23 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[獣医療ブログ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.oyama-rah.com/?p=786</guid>

					<description><![CDATA[<p>「最近、愛犬が耳をよくかいている」「耳から嫌なにおいがする」「治療したのに、また外耳炎になってしまった」 このような症状にお悩みの飼い主様も多いのではないでしょうか。 犬の外耳炎は動物病院でもよく見られる病気の一つです。 [&#8230;]</p>
The post <a href="https://www.oyama-rah.com/blog/786">犬の耳が臭う・赤い・かゆい｜繰り返す外耳炎の原因と新しい治療薬について</a> first appeared on <a href="https://www.oyama-rah.com">小山レリーフ動物病院</a>.]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「最近、愛犬が耳をよくかいている」<br />「耳から嫌なにおいがする」<br />「治療したのに、また外耳炎になってしまった」</p>
<p>このような症状にお悩みの飼い主様も多いのではないでしょうか。</p>
<p>犬の外耳炎は動物病院でもよく見られる病気の一つです。また、一度治療して改善しても、しばらくすると再発してしまうケースも少なくありません。</p>
<p>特に梅雨から夏にかけては湿度が高くなるため、耳の中が蒸れやすくなります。その結果、細菌や酵母菌が増殖しやすくなり、外耳炎が悪化したり再発したりする傾向があります。</p>
<p>また、外耳炎を繰り返す背景には、耳の環境だけではなく、アレルギー体質や皮膚疾患などが関係している場合もあります。</p>
<p>そのため、「薬を使えば治る病気」と考えるのではなく、再発の原因まで含めて考えることが大切です。</p>
<p>今回は犬の外耳炎について、外耳炎を繰り返す原因や治療薬の選択肢、ご自宅でできる予防方法などを解説します。<br /><br /><img decoding="async" src="/wp-content/uploads/s-blob-v1-IMAGE-f7gqrsCP9Gg.png" alt="" class="wp-edited-image" /><br /><br /></p>
<p>■目次<br /><a href="#i1"><u>1.犬の外耳炎ってどんな病気？｜よくある症状と特徴</u></a><br /><a href="#i2"><u>2.なぜ繰り返すの？｜梅雨から夏に悪化しやすい原因</u></a><br /><a href="#i3"><u>3.外耳炎は自然に治る？｜受診したほうがよいサイン</u></a><br /><a href="#i4"><u>4.外耳炎の検査方法・治療方法</u></a><br /><a href="#i5"><u>5.外耳炎を繰り返さないために｜おうちでできる予防とケア</u></a><br /><a href="#i6"><u>6.まとめ</u></a><br /><br /><br /></p>
<h2 id="i1"><strong>犬の外耳炎ってどんな病気？｜よくある症状と特徴</strong></h2>
<p>外耳炎とは、<strong>耳の入り口から鼓膜までの「外耳」に炎症が起こる病気</strong>です。<br />犬では非常によく見られる病気で、軽度のうちは気づきにくい場合もあります。</p>
<p>外耳炎になると、以下のような症状が表れます。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・耳を頻繁にかく</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・頭を何度も振る</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・耳の中が赤くなっている</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・耳垢が増える</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・耳から強いにおいがする</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・耳を触られるのを嫌がる</strong></span></p>
<p>初期段階では「少し耳を気にしているだけ」と感じる場合もあります。しかし、症状が進行すると強いかゆみや痛みを伴い、生活の質にも影響を及ぼします。</p>
<p>また、耳の形状によって発症しやすさが異なる点も特徴です。</p>
<p>例えば、以下のような垂れ耳の犬種は耳の中が蒸れやすく、外耳炎のリスクが高い傾向があります。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・コッカー・スパニエル</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・ゴールデン・レトリーバー</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・ラブラドール・レトリーバー</strong></span></p>
<p>さらに、耳毛が多い犬種も通気性が悪くなりやすいため注意が必要です。</p>
<p>外耳炎を長期間繰り返していると、耳道が厚くなったり狭くなったりする場合があります。こうした状態になると薬が耳の奥まで届きにくくなり、治療が長引く原因になることもあります。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i2"><strong>なぜ繰り返すの？｜梅雨から夏に悪化しやすい原因</strong></h2>
<p>「外耳炎は治療すると良くなるのに、また再発してしまう」といったお悩みを抱える飼い主様は少なくありません。</p>
<p>その背景には、以下のように複数の原因が関係している場合があります。<br /><br /></p>
<p><strong>＜湿気による細菌やマラセチアの増殖＞</strong><br />梅雨から夏にかけては湿度が高くなります。</p>
<p>耳の中はもともと閉鎖的な環境ですが、<span style="color: #3366ff;"><strong>湿気が加わることで細菌やマラセチアと呼ばれる酵母菌が増殖しやすくなります</strong></span>。</p>
<p>これらの微生物が増えると炎症が悪化し、外耳炎が再発する原因になります。<br /><br /></p>
<p><strong>＜シャンプーや水遊びによる影響＞</strong><br />シャンプーや水遊びの後に耳の中へ水分が残ることもあります。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>耳の中が湿った状態のままになると、細菌やマラセチアが繁殖しやすい</strong></span>環境が作られてしまいます。</p>
<p>そのため、シャンプー後や水遊び後は耳の状態にも注意が必要です。<br /><br /></p>
<p><strong>＜アレルギーやアトピー性皮膚炎＞</strong><br />外耳炎を何度も繰り返す犬では、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎が関係しているケースもあります。</p>
<p>耳の皮膚は全身の皮膚とつながっています。そのため、<span style="color: #3366ff;"><strong>皮膚トラブルの一症状として耳の炎症が表れる</strong></span>ことも珍しくありません。</p>
<p>特に皮膚のかゆみや赤みを伴う場合は、耳だけでなく全身の状態も確認する必要があります。</p>
<p><strong><u><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/776">犬のアトピー・アレルギーの最新治療についてより詳しく知りたい方はこちら</a><br /><br /></u></strong></p>
<p><strong>＜耳掃除のしすぎ＞</strong><br />耳を清潔に保とうとして<span style="color: #3366ff;"><strong>頻繁に耳掃除を行うと、耳の皮膚を傷つけてしまう</strong></span>場合があります。</p>
<p>その結果、かえって炎症が悪化し、外耳炎を繰り返しやすくなることがあります。</p>
<p>耳掃除は回数が多ければ良いわけではありません。犬によって適切な頻度やケア方法が異なるため、獣医師に相談しましょう。<br /><br /></p>
<p><strong>＜自己判断による治療の中断＞</strong><br />外耳炎の症状が改善したように見えても、耳の中には炎症が残っている場合があります。</p>
<p>その段階で治療を中断すると、<span style="color: #3366ff;"><strong>残っていた細菌やマラセチアが再び増殖し、症状がぶり返してしまう</strong></span>ことがあります。<br /><br /></p>
<p>外耳炎は見た目だけで完治を判断できない病気です。そのため、獣医師の指示に従って治療を継続することが大切です。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i3"><strong>外耳炎は自然に治る？｜受診したほうがよいサイン</strong></h2>
<p>耳垢が少し増えていたり、耳を気にしていたりすると、「もう少し様子を見ても大丈夫かな」と考える飼い主様もいらっしゃるかもしれません。</p>
<p>しかし、見た目からでは軽い耳の汚れと外耳炎を見分けるのは簡単ではありません。様子を見ている間に症状が進行し、治療が長引いてしまうケースもあります。</p>
<p>特に以下のような症状が見られる場合は、早めの受診をおすすめします。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・耳の赤みが強い</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・黒っぽい耳垢が増えている</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・強いにおいがする</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・耳を触ると痛がる</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・頭を頻繁に振る</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・耳を触らせてくれない</strong></span></p>
<p>また、繰り返す外耳炎では耳の奥まで炎症が広がっている場合もあります。</p>
<p>さらに、<span style="color: #3366ff;"><strong>慢性化すると耳道が狭くなり、点耳薬が入りにくくなる</strong></span>こともあります。その結果、治療の難易度が高くなる可能性があります。</p>
<p>なお、他院で治療を続けていたものの改善が乏しく、セカンドオピニオンとしてご相談いただくケースもあります。</p>
<p>そのような場合は、これまでの治療内容を確認しながら、再発の原因を改めて見直していきます。</p>
<p>外耳炎は早期発見・早期治療が大切です。「いつもの外耳炎だから」と自己判断せず、気になる症状がある場合は早めに動物病院へ相談しましょう。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i4"><strong>外耳炎の検査方法・治療方法</strong></h2>
<p>外耳炎の治療では、まず原因を特定することが大切です。</p>
<p>外耳炎と一言でいっても、細菌が関係している場合もあれば、マラセチアが増殖している場合もあります。また、アレルギーや皮膚疾患が背景に隠れているケースもあります。</p>
<p>そのため、症状だけを見て治療するのではなく、検査で耳の状態を詳しく調べながら治療方針を決定していきます。<br /><br /></p>
<p><strong>＜検査方法＞</strong><br />外耳炎の診断では、まず耳の中を観察します。そのうえで耳垢を採取し、顕微鏡で確認する耳垢検査を行います。<br /><br /></p>
<p>耳垢検査では、以下を確認できます。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・細菌が増えていないか</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・マラセチアが増殖していないか</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・炎症がどの程度起きているか</strong></span></p>
<p>検査結果をもとに、それぞれの犬に適した治療法を選択していきます。<br /><br /></p>
<p><strong>＜一般的な外耳炎の治療方法＞</strong><br />外耳炎の治療では、耳洗浄や点耳薬を中心に行います。</p>
<p>耳の中に汚れや耳垢が多くたまっている場合は、まず<span style="color: #3366ff;"><strong>耳洗浄</strong></span>で環境を整えます。その後、炎症や感染の状態に応じて<span style="color: #3366ff;"><strong>点耳薬</strong></span>を使用します。</p>
<p>また、炎症が強い場合や耳の奥まで病変が広がっている場合には、<span style="color: #3366ff;"><strong>飲み薬</strong></span>を併用することもあります。</p>
<p>外耳炎は耳の状態や原因、性格などを考慮しながら、その子に合った治療方法を選択することが重要です。<br /><br /></p>
<p><strong>＜新しい治療の選択肢｜長期間効果が持続する点耳薬＞</strong><br />近年では、長期間効果が持続するタイプの点耳薬が登場しています。</p>
<p>代表的な薬として、以下があります。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・ネプトラ</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・オスルニア</strong></span></p>
<p>これらの薬は、従来のように<span style="color: #3366ff;"><strong>毎日点耳する必要がなく、少ない投薬回数で治療できる</strong></span>点が特徴です。</p>
<p>外耳炎の治療では、ご自宅で毎日点耳を続ける必要があるケースも少なくありません。</p>
<p>しかし、「耳を触られるのを嫌がる」「点耳のたびに逃げてしまう」「薬を入れるのが難しい」といったお悩みを抱える飼い主様も多くいらっしゃいます。</p>
<p>また、犬にとっても毎日の点耳がストレスになる場合があります。</p>
<p>長期間効果が持続する点耳薬は、こうした負担を軽減できる可能性があります。</p>
<p>ほかにも、<span style="color: #3366ff;"><strong>通院回数や投薬回数を減らせる</strong></span>ケースもあるため、飼い主様と愛犬の双方にとってメリットのある選択肢となっています。</p>
<p>ただし、すべての外耳炎に適応できるわけではありません。耳の状態や炎症の程度によって適した治療法は異なります。</p>
<p>そのため、獣医師と相談しながら治療方法を選択することが大切です。<br /><br /></p>
<p>なお、<span style="color: #3366ff;"><strong>当院では治療内容や使用する薬の特徴について丁寧にご説明し、飼い主様にご理解・ご納得いただいたうえで治療を進めるよう心がけています</strong></span>。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i5"><strong>外耳炎を繰り返さないために｜おうちでできる予防とケア</strong></h2>
<p>外耳炎は治療によって改善しても、再発してしまう場合があります。<br />そのため、日頃から耳の状態をチェックし、再発を予防することも大切です。</p>
<p>まずは、耳の変化を観察する習慣をつけましょう。</p>
<p>チェックしていただきたいポイントは、以下の通りです。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・耳の赤み</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・耳垢の量や色</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・耳のにおい</strong></span></p>
<p>これらの変化に早く気づければ、症状が悪化する前に受診できる可能性が高まります。</p>
<p>また、外耳炎の再発を防ぐためには、日頃の生活の中で耳や皮膚の状態を適切に管理することが大切です。ここでは、ご家庭で意識していただきたい予防やケアのポイントをご紹介します。<br /><br /><strong>＜シャンプー後や雨の日のケア＞</strong><br />シャンプー後や雨の日の散歩後は耳の中が蒸れやすくなります。そのため、<span style="color: #3366ff;"><strong>水分が残らないように注意</strong></span>しましょう。<br /><br /></p>
<p><strong>＜耳掃除のしすぎに注意＞</strong><br />前述したように、耳を気にするあまり頻繁に耳掃除を行うのはおすすめできません。過度な耳掃除は耳の皮膚を傷つけたり、炎症を悪化させたりする原因になるためです。適切な耳掃除の頻度は犬によって異なるため、<span style="color: #3366ff;"><strong>自己流で行うのではなく、動物病院で愛犬に合ったケア方法を確認する</strong></span>と安心です。<br /><br /></p>
<p><strong>＜皮膚の健康管理も大切＞</strong><br />アレルギーやアトピー性皮膚炎などが関係している場合は、皮膚の管理も重要になります。<span style="color: #3366ff;"><strong>耳だけではなく全身の皮膚状態を整える</strong></span>ことで、外耳炎が安定するケースもあります。</p>
<p>ご自宅では、<span style="color: #3366ff;"><strong>獣医師の指導のもとで定期的なシャンプーや保湿ケアを行い、皮膚を清潔で健康な状態に保つ</strong></span>ことが大切です。また、<span style="color: #3366ff;"><strong>食事管理やアレルゲン対策</strong></span>が必要になる場合もあるため、愛犬の体質に合わせたケアを継続していきましょう。</p>
<p><br />なお、<span style="color: #3366ff;"><strong>当院併設のトリミング施設では、オゾンシャワーやマイクロバブルを導入</strong></span>しています。</p>
<p>皮膚や被毛を清潔に保つサポートを行いながら、耳や皮膚の状態を確認し、外耳炎や皮膚トラブルの早期発見につなげています。</p>
<p><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/trimming"><strong><u>当院のトリミングについてより詳しく知りたい方はこちら</u></strong></a></strong><br /><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/442"><strong><u>犬や猫のトリミングの基本についてより詳しく知りたい方はこちら</u></strong></a><br /><br /><br /></strong></p>
<h2 id="i6"><strong>まとめ</strong></h2>
<p>犬の外耳炎は、湿気による耳の蒸れだけではなく、細菌やマラセチアの増殖、アレルギー体質、皮膚疾患など、さまざまな要因が関係して発症します。</p>
<p>特に梅雨から夏にかけては外耳炎が悪化しやすいため、耳の赤みやにおい、耳垢の増加などの変化に注意することが大切です。</p>
<p>また、外耳炎を繰り返している場合は、単に薬で症状を抑えるだけではなく、再発の原因を見つけて対策していく必要があります。</p>
<p>近年では、ネプトラやオスルニアといった長期間効果が持続する点耳薬も登場し、ご自宅での投薬負担や愛犬のストレスを軽減できる選択肢が増えています。</p>
<p>愛犬と飼い主様の負担を少しでも減らしながら、無理なく治療を続けていくことが、外耳炎と上手に付き合うためのポイントです。</p>
<p>なお、当院では耳垢検査による原因の確認から治療方法のご提案、再発予防のためのケアまで、飼い主様にしっかりとご説明しながら診療を行っています。地域のホームドクターとして、愛犬と飼い主様に寄り添った診療を心がけておりますので、気になる症状がございましたらお気軽にご相談ください。<br /><br /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>栃木県小山市</strong><br /><strong>地域に根差した細やかな対応と最良の獣医療サービスを提供する動物病院</strong><br /><strong>小山レリーフ動物病院</strong><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="TEL:0285-36-3233">0285-36-3233</a></strong></span><br /><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.oyama-rah.com/information">当院の診療案内はこちら</a></span> </strong><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.oyama-rah.com/contact">お問い合わせ内容の入力はこちら</a></span></strong></p>The post <a href="https://www.oyama-rah.com/blog/786">犬の耳が臭う・赤い・かゆい｜繰り返す外耳炎の原因と新しい治療薬について</a> first appeared on <a href="https://www.oyama-rah.com">小山レリーフ動物病院</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【獣医師解説】犬のアトピー・アレルギーの最新治療｜かゆみを抑えるお薬の選択肢とは？</title>
		<link>https://www.oyama-rah.com/blog/776</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[root]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 15 Jun 2026 03:23:28 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[獣医療ブログ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.oyama-rah.com/?p=776</guid>

					<description><![CDATA[<p>「毎年同じ時期になると皮膚が赤くなる」「薬を飲むとかゆみは落ち着くけれど、やめるとまた掻き始めてしまう」「足先をずっとなめていて心配」 このようなお悩みを抱えている飼い主様は少なくありません。 特に梅雨から夏にかけては湿 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>「毎年同じ時期になると皮膚が赤くなる」<br />「薬を飲むとかゆみは落ち着くけれど、やめるとまた掻き始めてしまう」<br />「足先をずっとなめていて心配」</p>
<p>このようなお悩みを抱えている飼い主様は少なくありません。</p>
<p>特に梅雨から夏にかけては湿度が高くなり、犬の皮膚トラブルが増えやすい季節です。気温や湿度の上昇によって皮膚環境が変化し、もともとアトピーやアレルギー体質を持つ犬では症状が悪化しやすくなります。</p>
<p>犬のアトピーやアレルギーは、単なる皮膚の赤みだけではありません。強いかゆみによって眠れなくなったり、体を掻き続けたりすることで、日常生活の質にも大きく影響する病気です。</p>
<p>実際に、当院でも梅雨から夏にかけて「体をかゆがる」「耳を掻いている」「足先をなめ続ける」といった皮膚トラブルのご相談が増える傾向があります。一方で、近年は治療法の選択肢が広がり、以前よりもかゆみをコントロールしやすくなっています。</p>
<p>そこで今回は、犬のアトピーやアレルギー性皮膚炎の特徴や原因、検査方法、そして近年注目されている治療薬などについて解説します。<br /><br /><img decoding="async" src="/wp-content/uploads/s-blob-v1-IMAGE-8HBf-JejEhU.png" alt="" class="wp-edited-image" /></p>
<p><br />■目次<br /><a href="#i1"><u>1.犬のアトピー・アレルギー性皮膚炎とは？｜よく見られる症状と特徴</u></a><br /><a href="#i2"><u>2.犬のアトピーと食物アレルギーの違いと「かゆみ」以外の皮膚症状</u></a><br /><a href="#i3"><u>3.なぜかゆみが続くの？｜犬のアトピーやアレルギーの原因</u></a><br /><a href="#i4"><u>4.検査方法と診断の流れ</u></a><br /><a href="#i5"><u>5.犬のアトピー・アレルギーの最新治療｜お薬にはどんな選択肢がある？</u></a><br /><a href="#i6"><u>6.ご自宅でできる皮膚ケア｜毎日の積み重ねが皮膚を守る</u></a><br /><a href="#i7"><u>7.小山レリーフ動物病院の皮膚科診療への取り組み｜飼い主様と一緒に向き合う治療を大切に</u></a><br /><a href="#i8"><u>8.まとめ</u></a><br /><br /><br /></p>
<h2 id="i1"><strong>犬のアトピー・アレルギー性皮膚炎とは？｜よく見られる症状と特徴</strong></h2>
<p>犬のアトピー性皮膚炎は、アレルギー体質が関係する慢性的な皮膚疾患です。</p>
<p>皮膚には本来、外部からの刺激や細菌の侵入を防ぐ「バリア機能」が備わっています。しかし、アトピー体質の犬ではこの機能が低下しやすく、さまざまな刺激に過敏に反応して炎症やかゆみが起こります。</p>
<p>症状は犬によって異なりますが、以下のような変化がよく見られます。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・足先をなめ続ける</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・耳を頻繁に掻く</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・顔を床や家具にこすりつける</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・お腹や脇の皮膚が赤くなる</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・体をしきりに掻く</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・脱毛がみられる</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・皮膚が黒ずんだり厚くなったりする</strong></span></p>
<p>特に若いうちから症状が表れるケースが多く、<span style="color: #3366ff;"><strong>季節によって悪化と改善を繰り返す</strong></span>傾向があります。</p>
<p>さらに、<span style="color: #3366ff;"><strong>かゆみが続くと皮膚を掻き壊してしまい、細菌感染や外耳炎を繰り返す</strong></span>原因になる場合もあります。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i2"><strong>犬のアトピーと食物アレルギーの違いと「かゆみ」以外の皮膚症状</strong></h2>
<p>飼い主様からよくいただく質問のひとつが、「アトピーと食物アレルギーはどう違うのか？」というものです。</p>
<p>どちらもかゆみや皮膚炎を引き起こすため似ているように見えますが、原因には以下のように違いがあります。<br /><br /></p>
<p><strong>◆アトピー性皮膚炎</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>ダニやハウスダスト、花粉など環境中のアレルゲンが関係</strong></span>する病気です。</p>
<p><strong><br />◆食物アレルギー</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>特定の食材に対する免疫反応</strong></span>によって起こります。</p>
<p><br />ただし、実際の診療では両方が関係しているケースもあります。そのため、症状だけで判断するのではなく、検査や経過を確認しながら総合的に診断していく必要があります。</p>
<p><strong><br />＜かゆみ以外にも見られる皮膚症状とは？＞</strong><br />アトピーやアレルギーというと、「かゆみ」のイメージが強いかもしれません。しかし、初期の段階では飼い主様がかゆみに気づきにくい場合もあります。</p>
<p><br />例えば、初期では以下のような変化がみられることがあります。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・フケが増える</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・被毛のつやがなくなる</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・皮膚がベタつく</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・耳の汚れが増える</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・同じ場所の脱毛を繰り返す</strong></span></p>
<p>こうした症状が続いている場合は、アトピーやアレルギーが隠れている可能性も考えられます。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i3"><strong>なぜかゆみが続くの？｜犬のアトピーやアレルギーの原因</strong></h2>
<p>犬のアトピーやアレルギーによるかゆみは、ひとつの原因だけで起こるわけではありません。</p>
<p>代表的な原因としては、以下のようなアレルゲンが挙げられます。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・ダニ</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・ハウスダスト</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・花粉</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・カビ</strong></span></p>
<p>これらに加えて、<span style="color: #3366ff;"><strong>皮膚のバリア機能の低下や体質、遺伝的な要因</strong></span>なども関係しています。また、食事の内容や生活環境が影響している場合もあります。</p>
<p>そのため、「花粉だけ」「フードだけ」といった単純な話ではなく、複数の要因が重なり合って症状が表れるケースが多く見られます。</p>
<p>さらに、梅雨時期は湿度が高くなることで皮膚が蒸れやすくなります。<span style="color: #3366ff;"><strong>皮脂バランスが乱れたり、細菌が増殖しやすくなったり</strong></span>するため、アトピーやアレルギーの症状が悪化することも少なくありません。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i4"><strong>検査方法と診断の流れ</strong></h2>
<p>犬のアトピーやアレルギーの診断では、まず丁寧な問診が欠かせません。診察の際に飼い主様から詳しくお話を伺いながら、症状の経過を確認しています。</p>
<p>例えば、以下を丁寧に確認します。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・いつ頃からかゆみが始まったのか</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・どの部位を気にしているのか</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・季節による変化はあるのか</strong></span><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・現在までにどのような治療を受けてきたのか</strong></span></p>
<p>そのうえで、アトピーやアレルギー以外の病気が隠れていないかを調べていきます。</p>
<p>皮膚の赤みやかゆみは、ノミアレルギーや真菌感染症、膿皮症、寄生虫疾患などでも起こるためです。</p>
<p>そのため、まずは<span style="color: #3366ff;"><strong>皮膚検査や顕微鏡検査</strong></span>などを行い、これらの病気を除外しながら診断を進めます。</p>
<p><strong><br />＜アトピー性皮膚炎が疑われる場合＞</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>症状が現れる部位や発症年齢、慢性的な経過などを総合的に評価します</strong></span>。アトピーは特定の検査だけで確定できる病気ではなく、他の皮膚疾患を除外したうえで診断することが重要です。</p>
<p><strong><br />＜アレルギーが疑われる場合＞</strong><br /><strong><span style="color: #3366ff;">アレルギーの原因となる食材を特定するために食事療法を行いま</span>す</strong>。一定期間、アレルゲンとなりにくい療法食や加水分解食を与え、症状の変化を確認することで診断を進めていきます。</p>
<p><br />また、環境アレルゲンとの関連を調べるために、必要に応じて<span style="color: #3366ff;"><strong>血液検査によるアレルゲン検査</strong></span>を実施する場合もあります。これにより、ハウスダストやダニ、花粉などに対する反応を確認できることがあります。</p>
<p>ただし、アレルゲン検査の結果だけでアトピーやアレルギーを確定診断することはできません。症状や経過、各種検査結果を総合的に判断しながら診断していきます。</p>
<p>なお、<span style="color: #3366ff;"><strong>当院ではインフォームドコンセントを大切にしており、検査の目的や必要性についてわかりやすくご説明したうえで診療を進めています</strong></span>。</p>
<p>飼い主様に十分ご理解・ご納得いただきながら、その子に合った治療方針を一緒に考えていくよう心掛けています。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i5"><strong>犬のアトピー・アレルギーの最新治療｜お薬にはどんな選択肢がある？</strong></h2>
<p>犬のアトピー・アレルギー性皮膚炎の治療は、近年大きく進歩しています。</p>
<p>以前はステロイドを中心とした治療が一般的でしたが、現在では以下のようにさまざまな治療薬が登場し、それぞれの犬の症状や生活スタイルに合わせた治療を選択できるようになりました。<br /><br /><strong>＜ステロイド治療＞</strong><br />ステロイドは、<span style="color: #3366ff;"><strong>炎症やかゆみを強力に抑える作用を持つ薬</strong></span>です。</p>
<p>症状が急激に悪化した場合や、強いかゆみによって生活に支障が出ている場合などに使用されることがあります。</p>
<p>比較的早く効果が期待できる一方で、長期間使用すると、水を飲む量やおしっこの量が増える、食欲が増す、体重が増加しやすくなるなどの副作用がみられる場合があります。</p>
<p>そのため、現在では症状や治療期間に応じて使用量や投与期間を調整しながら活用するケースが一般的です。</p>
<p><strong><br />＜アポキルなどの飲み薬＞</strong><br />近年、犬のアトピーやアレルギーによるかゆみの治療薬として広く使用されているのが「アポキル」です。</p>
<p>アポキルは、<span style="color: #3366ff;"><strong>かゆみを引き起こす炎症反応に働きかける薬</strong></span>で、比較的速やかな効果が期待できます。</p>
<p>従来の治療薬とは作用の仕組みが異なるため、症例によっては長期的な管理に役立つ場合もあります。</p>
<p>また、日常生活への影響が少なくなり、以前より快適に過ごせるようになった犬も少なくありません。</p>
<p>ただし、すべての犬に同じような効果が得られるわけではないため、症状や体質を確認しながら使用することが重要です。</p>
<p><strong><br />＜注射タイプの治療＞</strong><br />近年では、アトピー性皮膚炎によるかゆみを抑える注射タイプの治療薬も利用されています。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>飲み薬が苦手な犬や、毎日の投薬が難しいご家庭では、有効な選択肢となる</strong></span>場合があります。</p>
<p>注射によってかゆみの原因物質に働きかけるため、症例によっては良好なコントロールが期待できます。</p>
<p>投与間隔や効果の持続期間には個体差があるため、診察を行いながら適切な治療計画を立てていきます。</p>
<p><strong><br />＜スキンケアや食事療法＞</strong><br />アトピーやアレルギーの治療では、薬だけに頼るのではなく、皮膚環境を整える取り組みも欠かせません。</p>
<p>例えば、<span style="color: #3366ff;"><strong>低アレルゲン食を活用したり、皮膚の状態に合わせたシャンプーを行ったり</strong></span>することで、症状の改善が期待できる場合があります。また、保湿ケアによって皮膚バリア機能をサポートすることも重要です。</p>
<p><br />薬による治療とスキンケア、さらに生活環境の見直しを組み合わせることで、より安定した状態を目指せるようになります。</p>
<p>そして、アトピーやアレルギーの治療では、一度治療方針を決めたら終わりではありません。</p>
<p>症状の変化に合わせて定期的に状態を確認し、その都度、治療内容を見直しながら調整していくことが大切です。</p>
<p>また、治療の目的は一時的にかゆみを抑えることだけではなく、「かゆみが出にくい状態を維持すること」にあります。</p>
<p>そのため、症状の程度や年齢、体質、生活環境などを総合的に考慮しながら、その子に合った治療方法を選択していきます。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i6"><strong>ご自宅でできる皮膚ケア｜毎日の積み重ねが皮膚を守る</strong></h2>
<p>アトピーやアレルギーの管理では、ご自宅でのケアも重要な役割を担います。</p>
<p>どれだけ適切な治療薬を使用していても、生活環境や皮膚の状態が悪化すると症状が強く表れる場合があるためです。</p>
<p>ご自宅で取り組めるケアとしては、以下のようなものがあります。</p>
<p><strong><br />◆生活環境の清掃</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>寝具を定期的に洗濯したり、室内をこまめに掃除したり</strong></span>することで、ハウスダストやダニの量を減らしやすくなります。</p>
<p><strong><br />◆ブラッシングの習慣化</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>定期的にブラッシングを行う</strong></span>ことで、被毛や皮膚の異常に早く気付けるようになります。</p>
<p><strong><br />◆シャンプー・保湿ケア</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>皮膚を清潔に保ち、バリア機能をサポート</strong></span>することも大切です。ご自宅でのシャンプーやスキンケアが難しい場合は、動物病院やトリミングサロンなどの専門スタッフに相談しながらケアを行うのもおすすめです。</p>
<p><br />なお、<span style="color: #3366ff;"><strong>当院では、皮膚ケアの一環としてオゾンシャワーやマイクロバブルを導入</strong></span>しています。</p>
<p>オゾンシャワーは皮膚や被毛を清潔に保つサポートが期待でき、マイクロバブルは毛穴の奥の汚れや余分な皮脂を洗い流しやすくします。</p>
<p><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/trimming"><strong><u>当院のトリミングについてより詳しく知りたい方はこちら</u></strong></a></strong><br /><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/442"><strong><u>犬や猫のトリミングの基本についてより詳しく知りたい方はこちら</u></strong></a></strong></p>
<p>こうしたケアを治療と組み合わせることで、皮膚環境の維持につながる場合があります。</p>
<p>また、アトピーやアレルギーは薬だけで管理する病気ではありません。日常生活の積み重ねも、症状の安定に大きく関わっています。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i7"><strong>小山レリーフ動物病院の皮膚科診療への取り組み｜飼い主様と一緒に向き合う治療を大切に</strong></h2>
<p>犬のアトピーやアレルギー性皮膚炎は、完治を目指すというよりも、症状をコントロールしながら上手に付き合っていく病気です。</p>
<p>そのためには、愛犬の状態を継続的に確認しながら、その時々に合った治療を選択していく必要があります。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>当院では、皮膚科やアレルギー診療に関する専門セミナーへ継続的に参加し、最新の知見や治療方法について学び続けています</strong></span>。</p>
<p>より適切な診療をご提供できるよう、皮膚科診療に関する知識や技術の研鑽を継続して行っております。</p>
<p>また、<span style="color: #3366ff;"><strong>当院ではインフォームドコンセントを大切にしています</strong></span>。検査や治療の内容をできるだけわかりやすくご説明し、飼い主様にご理解・ご納得いただいたうえで診療を進めるよう心掛けています。</p>
<p>「最近かゆみが増えてきた」<br />「今の治療を続けていても改善がみられない」<br />「別の治療法についても相談してみたい」</p>
<p>そのような場合は、一人で悩まずお気軽にご相談ください。<br />飼い主様と一緒に考えながら、その子に合った治療方法をご提案いたします。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i8"><strong>まとめ</strong></h2>
<p>犬のアトピー・アレルギー性皮膚炎は、体質や環境、アレルゲンなど複数の要因が関係する慢性的な皮膚トラブルです。</p>
<p>「ずっと体を掻いている」「季節によって症状が悪化する」「足先や耳を頻繁になめたり掻いたりしている」といった変化がみられる場合は、早めに動物病院を受診し、原因を特定することが大切です。</p>
<p>また、現在はアポキルをはじめとした内服薬や注射製剤など、かゆみをコントロールするための治療薬の選択肢が増えています。また、スキンケアや食事管理、生活環境の見直しを組み合わせることで、より良い状態を維持できる可能性があります。</p>
<p>犬のアトピーやアレルギーは長く付き合っていく病気だからこそ、その子に合った治療を見つけることが重要です。</p>
<p>なお、当院では、飼い主様へのわかりやすい説明を大切にしながら、それぞれの犬に合わせた治療方法を一緒に考えております。小山市、結城市、野木町、間々田周辺で愛犬のかゆみや皮膚トラブルでお困りの際は、お気軽にご相談ください。<br /><br /><br /></p>
<p><strong>■関連する記事はこちらから</strong><br /><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/392"><strong><u>犬や猫のかゆみ・皮膚トラブルの症状チェックリスト｜NGケアと正しい対処法とは？</u></strong></a><br /></strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>栃木県小山市</strong><br /><strong>地域に根差した細やかな対応と最良の獣医療サービスを提供する動物病院</strong><br /><strong>小山レリーフ動物病院</strong><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="TEL:0285-36-3233">0285-36-3233</a></strong></span><br /><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.oyama-rah.com/information">当院の診療案内はこちら</a></span> </strong><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.oyama-rah.com/contact">お問い合わせ内容の入力はこちら</a></span></strong></p>The post <a href="https://www.oyama-rah.com/blog/776">【獣医師解説】犬のアトピー・アレルギーの最新治療｜かゆみを抑えるお薬の選択肢とは？</a> first appeared on <a href="https://www.oyama-rah.com">小山レリーフ動物病院</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>猫の腎臓が大きいと言われたら｜腎不全だけではない「腎リンパ腫」とエコー検査の重要性</title>
		<link>https://www.oyama-rah.com/blog/757</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[root]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 25 May 2026 05:00:46 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[獣医療ブログ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.oyama-rah.com/?p=757</guid>

					<description><![CDATA[<p>動物病院で「腎臓の数値が悪いと言われた」「腎不全と診断されて治療を続けているけれど、なかなか改善しない」そのような状況に、不安を感じている飼い主様もいらっしゃるのではないでしょうか。 猫では慢性腎臓病（CKD）が非常に多 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>動物病院で「腎臓の数値が悪いと言われた」「腎不全と診断されて治療を続けているけれど、なかなか改善しない」そのような状況に、不安を感じている飼い主様もいらっしゃるのではないでしょうか。</p>
<p>猫では慢性腎臓病（CKD）が非常に多く、特にシニア期では珍しい病気ではありません。そのため、血液検査で腎数値の異常が見つかった際、「慢性腎不全」と診断されるケースは多く見られます。</p>
<p>しかし実際には、同じように腎数値が悪化していても、背景にまったく別の病気が隠れている場合があります。特に注意したいのが、「腎臓が大きい」と言われたケースです。</p>
<p>猫の腎臓が大きく腫れている場合、腎リンパ腫などの腎臓腫瘍が関係している可能性があります。慢性腎臓病と腎腫瘍では治療方針が大きく異なるため、正確な見極めが重要です。</p>
<p>今回は、慢性腎臓病と間違われやすい「腎リンパ腫」について、エコー検査の重要性やセカンドオピニオンの必要性も含めて解説します。<br /><br /><img decoding="async" src="/wp-content/uploads/SEO-cover-2026-05-20T183356.529.png" alt="" class="wp-edited-image" /><br /><br /></p>
<p>■目次<br /><a href="#i1"><u>1.「腎数値が高い＝慢性腎臓病」とは限らない？</u></a><br /><a href="#i2"><u>2.慢性腎臓病（CKD）と腎臓腫瘍の決定的な違い</u></a><br /><a href="#i3"><u>3.診断の決め手は「エコー検査」｜負担を抑えた検査の工夫</u></a><br /><a href="#i4"><u>4.「点滴しかない」と言われたときに｜セカンドオピニオンという選択</u></a><br /><a href="#i5"><u>5.腎リンパ腫の治療｜抗がん剤による回復の可能性</u></a><br /><a href="#i6"><u>6.まとめ</u></a><br /><br /><br /></p>
<h2 id="i1"><strong>「腎数値が高い＝慢性腎臓病」とは限らない？</strong></h2>
<p>猫では慢性腎臓病が多く、特にシニア期では腎機能の低下が見られることも少なくありません。そのため、血液検査で腎数値の上昇が確認されると、慢性腎臓病と診断されるケースは多く見られます。</p>
<p>一方で、腎臓に腫瘍ができている場合でも、同じように腎数値が悪化することがあります。<br />こうした背景から、<span style="color: #3366ff;"><strong>「血液検査で腎数値が高い＝慢性腎不全」とは言い切れない</strong></span>ケースもあるのです。</p>
<p>ここで大切なのが、血液検査だけで分かる内容には限界があるという点です。<br /><span style="color: #3366ff;"><strong>血液検査では、腎臓がどの程度機能しているかは確認できますが、腎臓の形や大きさ、内部構造までは詳しく評価できません</strong></span>。</p>
<p>つまり、「なぜ腎機能が低下しているのか」という原因までは、血液検査だけでは判断できない場合があります。</p>
<p>実際に、<span style="color: #3366ff;"><strong>腎不全として治療を続けていたものの、その後のエコー検査で腎リンパ腫が見つかった</strong></span>ケースもあります。</p>
<p>そのため、<span style="color: #3366ff;"><strong>治療を続けても改善が乏しい場合や、症状の進行が早い場合には、別の病気の可能性も含めて見直していくことが大切</strong></span>です。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i2"><strong>慢性腎臓病（CKD）と腎臓腫瘍の決定的な違い</strong></h2>
<p>慢性腎臓病と腎臓腫瘍を見分ける際、特に重要なヒントになるのが「腎臓の大きさ」と「病気の進行スピード」です。</p>
<p><strong>◆慢性腎臓病の場合</strong><br />病気が進行するにつれて<span style="color: #3366ff;"><strong>腎臓が徐々に小さく硬くなっていく</strong></span>傾向があります。</p>
<p><strong>◆腎臓腫瘍の場合</strong><br />腎リンパ腫などの腎臓腫瘍では、<span style="color: #3366ff;"><strong>腎臓自体が大きく腫れる</strong></span>ケースが多く見られます。</p>
<p>そのため、エコー検査で「腎臓が大きい」と指摘された場合には、慢性腎臓病だけではなく、腫瘍性疾患の可能性も考える必要があります。</p>
<p>さらに、経過にも違いがあります。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>慢性腎臓病は、比較的ゆっくり進行する</strong></span>ケースが多い病気です。しかし、<span style="color: #3366ff;"><strong>腎リンパ腫などの腎臓腫瘍では短期間で急激に体調が悪化したり、食欲低下や体重減少が強く表れたり</strong></span>する場合があります。</p>
<p>もちろん、これだけで完全に見分けられるわけではありません。しかし、「腎臓が大きい」「悪化のスピードが早い」といった特徴は、追加検査を検討する重要なサインになります。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i3"><strong>診断の決め手は「エコー検査」｜負担を抑えた検査の工夫</strong></h2>
<p>腎臓腫瘍の有無を確認するうえで、特に重要なのがエコー検査です。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>エコー検査では、腎臓の大きさや形、内部構造などを詳しく確認できます</strong></span>。そのため、腎臓が小さくなっているのか、逆に大きく腫れているのかを評価しやすく、慢性腎臓病と腫瘍性疾患を見分ける大きな手がかりになります。</p>
<p>また、腎臓の内部にしこりのような異常がないか、左右差がないかなども確認できます。</p>
<p>ただし、猫は非常に繊細な動物です。特に体調が悪いときは、不安や緊張から検査を強く嫌がる場合もあります。</p>
<p>そのため<span style="color: #3366ff;"><strong>当院では、無理に押さえつけながら検査を進めるのではなく、猫の負担をできる限り軽減できるよう配慮しています</strong></span>。</p>
<p>例えば、以下のようにその子に合った形で検査を進めています。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・短時間の預かりで環境に慣れてから検査を行う<br />・必要に応じて鎮静を使用し、パニックを防ぎながら安全に検査を進める<br />・体調や性格に合わせて検査方法を調整する</strong></span></p>
<p>なお、鎮静とは、軽くリラックスした状態にして不安や緊張を和らげる方法です。全身麻酔とは異なり、検査時のストレス軽減を目的として使用されます。</p>
<p>「検査を嫌がりそうで心配」「高齢だから負担が不安」という場合も、事前にご相談いただければ、その子に合わせた方法を一緒に考えていきます。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i4"><strong>「点滴しかない」と言われたときに｜セカンドオピニオンという選択</strong></h2>
<p>慢性腎臓病と診断されると、「点滴を続けていきましょう」と説明を受けるケースは少なくありません。</p>
<p>もちろん、慢性腎臓病では点滴治療が重要になる場合もあります。しかし、エコー検査が行われていない場合には、本当に慢性腎臓病なのかを慎重に考える必要があります。</p>
<p>特に、以下のような場合には、追加検査によって別の病気が見つかる可能性もあります。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・治療を続けても改善が乏しい<br />・急激に状態が悪化している<br />・腎臓が大きいと言われた<br />・食欲低下や体重減少が強い</strong></span></p>
<p>そのため、<span style="color: #3366ff;"><strong>「本当にこの診断で合っているのだろうか」と不安を感じた際には、セカンドオピニオンを受ける</strong></span>のも大切な選択肢のひとつです。</p>
<p>なお、<span style="color: #3366ff;"><strong>当院ではインフォームドコンセントを重視</strong></span>しています。「治療をどう進めるか」だけではなく、「どこまで検査を行うか」「生活の質をどう考えるか」についても、飼い主様と相談しながら方針を決めています。</p>
<p>また、積極的な治療だけが正解ではありません。<span style="color: #3366ff;"><strong>緩和ケアを含め、その子と飼い主様に合った選択を一緒に考えていく姿勢を大切にしています</strong></span>。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i5"><strong>腎リンパ腫の治療｜抗がん剤による回復の可能性</strong></h2>
<p>猫の腎臓腫瘍の中でも代表的なものが「腎リンパ腫」です。</p>
<p>腎リンパ腫は<span style="color: #3366ff;"><strong>悪性腫瘍の一種ですが、猫では抗がん剤が比較的効きやすい腫瘍</strong></span>として知られています。そのため、適切な治療によって状態の改善が期待できるケースもあります。</p>
<p>実際に、以下のような変化が見られる場合もあります。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・食欲が戻る<br />・元気が出てくる<br />・腎数値が改善する<br />・生活の質が向上する</strong></span></p>
<p>もちろん、すべての症例が同じ経過をたどるわけではありません。しかし、「腎不全だからもうできることは少ないかもしれない」と考えていた中で、検査を進めたことで新たな治療の選択肢が見つかるケースもあります。</p>
<p>なお、<span style="color: #3366ff;"><strong>当院では副作用にも配慮しながら、猫の体調や生活環境を踏まえて、無理のない継続的な抗がん剤治療を心がけています</strong></span>。</p>
<p>また、状態や治療内容によっては、より高度な検査や設備が必要になる場合もあります。<br />その際には、安全面を第一に考えながら、専門病院との連携やご紹介も含めてご提案いたします。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i6"><strong>まとめ</strong></h2>
<p>猫の腎臓の異常は、慢性腎臓病だけとは限りません。特に「腎臓が大きい」と言われた場合には、腎リンパ腫などの腎臓腫瘍が関係している可能性もあります。</p>
<p>慢性腎臓病と腎腫瘍では、治療方法も今後の方針も大きく異なります。しかし、血液検査だけでは見分けがつかないケースも少なくありません。</p>
<p>そのため、「なかなか改善しない」「本当に腎不全だけなのか不安」と感じる場合には、エコー検査やセカンドオピニオンを検討する必要があります。</p>
<p>エコー検査によって得られる情報は多く、診断の精度を大きく左右します。また、正確な診断によって、今後の治療の選択肢が広がる場合もあります。</p>
<p>なお、当院では猫の負担に配慮しながらエコー検査や腫瘍診療を行っています。現在の診断や治療方針に不安がある場合も、まずは診察にお越しいただき、お気軽にご相談ください。<br /><br /><br /></p>
<p><strong>■関連する記事はこちらから</strong><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/591"><strong><u>犬や猫の腫瘍はすべて「がん」？｜良性と悪性の違いや原因を獣医師が解説</u></strong></a><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/604"><strong><u>そのしこり、どう調べる？｜犬や猫の腫瘍検査を段階ごとに解説</u></strong></a><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/610"><strong><u>犬や猫の腫瘍はどう治すの？治療の目的と選択肢をわかりやすく解説</u></strong></a><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/620"><strong><u>【獣医師解説】犬や猫のがん｜ステージ・余命の「捉え方」とQOLの考え方</u></strong></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>栃木県小山市</strong><br /><strong>地域に根差した細やかな対応と最良の獣医療サービスを提供する動物病院</strong><br /><strong>小山レリーフ動物病院</strong><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="TEL:0285-36-3233">0285-36-3233</a></strong></span><br /><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.oyama-rah.com/information">当院の診療案内はこちら</a></span> </strong><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.oyama-rah.com/contact">お問い合わせ内容の入力はこちら</a></span></strong></p>The post <a href="https://www.oyama-rah.com/blog/757">猫の腎臓が大きいと言われたら｜腎不全だけではない「腎リンパ腫」とエコー検査の重要性</a> first appeared on <a href="https://www.oyama-rah.com">小山レリーフ動物病院</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>猫が咳をするのは異常サイン？肺腫瘍（肺腺癌）の症状と検査の重要性</title>
		<link>https://www.oyama-rah.com/blog/748</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[root]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 25 May 2026 03:56:56 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[獣医療ブログ]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>「最近、猫が咳をしている」「呼吸が少し荒いかもしれない」といった違和感に気づいて不安になる飼い主様も多くいらっしゃいます。 猫は、犬と比べると咳をする場面が少ない動物です。そのため、咳が続いていたり、呼吸の仕方に違和感が [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>「最近、猫が咳をしている」「呼吸が少し荒いかもしれない」といった違和感に気づいて不安になる飼い主様も多くいらっしゃいます。</p>
<p>猫は、犬と比べると咳をする場面が少ない動物です。そのため、咳が続いていたり、呼吸の仕方に違和感があったりする場合には、何らかの異常が隠れている可能性があります。</p>
<p>特に注意したいのが、喘息と肺腫瘍の見分けが難しい点です。実際に、喘息のような症状が見られ、検査を進めた結果、肺腫瘍が見つかるケースもあります。</p>
<p>また、肺腫瘍は初期症状が目立ちにくく、気づいた時には進行している場合も少なくありません。そのため、「少し気になる程度だから」と自己判断せず、早めに状態を確認することが大切です。</p>
<p>今回は、猫の肺腫瘍（肺腺癌など）の特徴や症状、検査の重要性などについて解説します。<br /><br /><img decoding="async" src="/wp-content/uploads/SEO-cover-2026-05-20T175128.460.png" alt="" class="wp-edited-image" /><br /><br /></p>
<p>■目次<br /><a href="#i1"><u>1.猫の肺腫瘍とは？｜「原発性」と「転移性」の2つのパターン</u></a><br /><a href="#i2"><u>2.咳・呼吸が荒い&#8230;それは喘息？見分けがつかない症状に注意</u></a><br /><a href="#i3"><u>3.意外なサイン？足先が腫れる「肺指症候群」とは？</u></a><br /><a href="#i4"><u>4.診断の決め手はレントゲン検査｜自己判断は危険</u></a><br /><a href="#i5"><u>5.治療の考え方と余命｜選択肢を飼い主様と一緒に考える</u></a><br /><a href="#i6"><u>6.まとめ</u></a><br /><br /><br /></p>
<h2 id="i1"><strong>猫の肺腫瘍とは？｜「原発性」と「転移性」の2つのパターン</strong></h2>
<p>猫の肺腫瘍には、大きく分けて「原発性」と「転移性」の2つがあります。<br /><br /></p>
<p><strong>＜原発性肺腫瘍とは？＞</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>肺そのものから発生する腫瘍</strong></span>です。</p>
<p>猫では比較的まれな病気ですが、<span style="color: #3366ff;"><strong>発生した場合は悪性であるケースが多く、特に「肺腺癌」がよく見られます</strong></span>。</p>
<p>初期には症状がほとんど表れない場合もあり、健康診断のレントゲン検査で偶然見つかることもあります。<br /><br /></p>
<p><strong>＜転移性肺腫瘍＞</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>別の臓器で発生した腫瘍が、肺へ広がった状態</strong></span>です。</p>
<p>特に<span style="color: #3366ff;"><strong>猫の乳腺腫瘍は肺へ転移しやすい</strong></span>ことで知られています。なお、避妊手術をしていない猫では乳腺腫瘍の発生リスクが高まるため、注意が必要です。</p>
<p>また、肺は血流が豊富な臓器であるため、さまざまな腫瘍が転移しやすい部位でもあります。<br /><br /></p>
<p>このように、肺腫瘍には複数のパターンがありますが、いずれも症状が分かりにくい点が特徴です。そのため、気づかないうちに病気が進行している場合もあります。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i2"><strong>咳・呼吸が荒い&#8230;それは喘息？見分けがつかない症状に注意</strong></h2>
<p>猫の咳や呼吸困難は、喘息でも肺腫瘍でも表れる症状です。</p>
<p>そのため、症状だけを見て「少し咳が出ているだけ」「毛玉が詰まっただけかもしれない」と判断するのは危険です。</p>
<p>例えば、以下のような症状が見られる場合には注意が必要です。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・咳が続いている<br />・呼吸が速い<br />・お腹を大きく動かして呼吸している<br />・口を開けて呼吸している<br />・元気や食欲が低下している<br />・動きたがらない</strong></span></p>
<p>特に、口を開けた呼吸は緊急性が高いケースもあるため、早急な受診が重要です。</p>
<p>また、猫の咳は「ケホケホ」という典型的な咳だけとは限りません。<span style="color: #3366ff;"><strong>吐きそうなしぐさに見えたり、毛玉を出そうとしているように見えたり</strong></span>する場合もあります。</p>
<p>そのため、症状が軽く見えても、背景に肺の病気が隠れている可能性があります。</p>
<p>なお、<span style="color: #3366ff;"><strong>喘息か肺腫瘍かを見分けるためには、画像検査が欠かせません</strong></span>。違和感が続く場合には、できるだけ早い段階で動物病院へ相談しましょう。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i3"><strong>意外なサイン？足先が腫れる「肺指症候群」とは？</strong></h2>
<p>猫の原発性肺腫瘍では、「肺指症候群（はいししょうこうぐん）」と呼ばれる特徴的な症状が見られる場合があります。</p>
<p>これは、肺にできた腫瘍が足先の指へ転移し、腫れや痛みを引き起こす状態です。</p>
<p>特に、以下のような変化が見られます。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・指先が腫れている<br />・足を痛がる<br />・歩き方がおかしい<br />・出血している<br />・爪の周囲が赤くなっている</strong></span></p>
<p>複数の指に同時に表れるケースもあり、一見すると「ケガかな？」「爪のトラブルかもしれない」と感じる場合もあります。</p>
<p>しかし、実際には肺の腫瘍が関係している可能性もあるため、呼吸症状だけでなく、足先の異変にも注意が必要です。</p>
<p>特に、「咳もある」「呼吸も少し気になる」という症状が重なっている場合には、早めに検査を受けることをおすすめします。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i4"><strong>診断の決め手はレントゲン検査｜自己判断は危険</strong></h2>
<p>猫の肺腫瘍を疑う際、重要になるのがレントゲン検査です。</p>
<p>前述したように、喘息と肺腫瘍は症状が似ているため、症状だけで判断することはできません。そのため、呼吸器症状がある場合には、まず肺の状態を画像で確認する必要があります。</p>
<p>レントゲン検査では、<span style="color: #3366ff;"><strong>肺にしこりができていないか、肺全体に異常な影がないかなどを確認</strong></span>していきます。</p>
<p>なお、<span style="color: #3366ff;"><strong>病変の位置や状態によっては、CT検査など追加の画像検査が必要</strong></span>になる場合もあります。</p>
<p>一方で、呼吸困難を起こしている猫に対しては、無理に検査を進めるわけではありません。<br />呼吸が苦しい状態で仰向けにしたり、長時間保定したりすると、体へ大きな負担がかかる可能性があります。そのため、<span style="color: #3366ff;"><strong>当院ではまず酸素室を活用し、呼吸状態を安定させながら慎重に検査を進めるよう心掛けています</strong></span>。</p>
<p>「検査を急ぐべきか」「まず呼吸を安定させるべきか」を見極めながら、その子の負担に配慮した対応を行っています。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i5"><strong>治療の考え方と余命｜選択肢を飼い主様と一緒に考える</strong></h2>
<p>猫の肺腫瘍の治療方法は、腫瘍の種類や進行度、転移の有無、全身状態などによって変わります。</p>
<p>主な治療の選択肢としては、以下があります。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・外科手術<br />・内科治療<br />・緩和ケア<br />・放射線治療などの高度医療</strong></span></p>
<p>例えば、腫瘍が一部にとどまっており、周囲へ大きく広がっていない場合には、手術を検討することがあります。一方で、すでに転移が見られる場合や全身状態が不安定な場合には、体への負担を考慮しながら抗がん剤やステロイドなどの内科治療や、緩和ケアを中心に進めるケースもあります。</p>
<p>また、進行度によって余命は大きく変わるため、<span style="color: #3366ff;"><strong>「完治だけ」を目標にするのではなく、QOL（生活の質）を大切にしながら治療方針を考えることも重要</strong></span>です。</p>
<p>当院では、インフォームドコンセントを重視しています。そのため、<span style="color: #3366ff;"><strong>「積極的な治療を希望したい」「できるだけ苦痛を減らしたい」など、飼い主様のお気持ちも丁寧に伺いながら、一緒に方向性を考えていきます</strong></span>。</p>
<p>また、放射線治療など専門的な設備が必要な場合には、より適した環境の二次診療施設をご案内することもあります。</p>
<p>さらに、<span style="color: #3366ff;"><strong>補助的な選択肢として、高濃度ビタミンC療法やがんワクチンなどをご提案</strong></span>するケースもあります。ただし、これらは一般的に行われている治療に代わるものではなく、状態や飼い主様のご希望に応じて検討する補助的な選択肢のひとつです。</p>
<p>「どの治療が正しいか」を一律に決めるのではなく、その子と飼い主様に合った治療方針を一緒に考えていくことが大切です。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i6"><strong>まとめ</strong></h2>
<p>猫は犬と比べて咳をする機会が少ないため、咳や呼吸の異変が見られる場合には注意が必要です。</p>
<p>また、肺腫瘍と喘息は症状が似ているため、「毛玉かもしれない」「ただの咳だから大丈夫」と自己判断してしまうと、病気の発見が遅れる可能性があります。</p>
<p>さらに、肺腫瘍では咳や呼吸の変化だけでなく、足先の腫れとして症状が表れるケースもあるため、普段と違う様子に気づいた際には、早めに動物病院で状態を確認することが大切です。</p>
<p>なお当院では、猫の呼吸状態や体への負担に配慮しながら、必要な検査や治療をご提案しています。また、インフォームドコンセントを大切にし、飼い主様と連携しながら、その子に合った治療方針を一緒に考えていくよう心掛けています。</p>
<p>「咳が続いている」「呼吸が苦しそう」「足先の腫れが気になる」など、少しでも気になる症状がありましたら、まずはお気軽にご相談ください。<br /><br /><br /></p>
<p><strong>■関連する記事はこちらから</strong><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/423"><strong><u>犬や猫の咳や呼吸が苦しい時｜考えられる原因と緊急性の判断</u></strong></a><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/340"><strong><u>愛犬や愛猫のできもの・しこりに気づいたら？|獣医が教えるチェックポイント</u></strong></a><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/591"><strong><u>犬や猫の腫瘍はすべて「がん」？｜良性と悪性の違いや原因を獣医師が解説</u></strong></a><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/604"><strong><u>そのしこり、どう調べる？｜犬や猫の腫瘍検査を段階ごとに解説</u></strong></a><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/610"><strong><u>犬や猫の腫瘍はどう治すの？治療の目的と選択肢をわかりやすく解説</u></strong></a><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/620"><strong><u>【獣医師解説】犬や猫のがん｜ステージ・余命の「捉え方」とQOLの考え方</u></strong></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>栃木県小山市</strong><br /><strong>地域に根差した細やかな対応と最良の獣医療サービスを提供する動物病院</strong><br /><strong>小山レリーフ動物病院</strong><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="TEL:0285-36-3233">0285-36-3233</a></strong></span><br /><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.oyama-rah.com/information">当院の診療案内はこちら</a></span> </strong><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.oyama-rah.com/contact">お問い合わせ内容の入力はこちら</a></span></strong></p>The post <a href="https://www.oyama-rah.com/blog/748">猫が咳をするのは異常サイン？肺腫瘍（肺腺癌）の症状と検査の重要性</a> first appeared on <a href="https://www.oyama-rah.com">小山レリーフ動物病院</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>猫のよだれに血・口臭・鼻のただれは扁平上皮癌？症状と治療の選択を解説</title>
		<link>https://www.oyama-rah.com/blog/738</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[root]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 25 May 2026 03:30:16 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[獣医療ブログ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.oyama-rah.com/?p=738</guid>

					<description><![CDATA[<p>愛猫の「よだれが増えた」「急に口臭が強くなった」「鼻のまわりがただれている」といった普段と違う様子に気づき、どうしたのだろうと悩まれる飼い主様もいらっしゃるでしょう。 最初は「口内炎かな」「どこかで引っかいたのかもしれな [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>愛猫の「よだれが増えた」「急に口臭が強くなった」「鼻のまわりがただれている」といった普段と違う様子に気づき、どうしたのだろうと悩まれる飼い主様もいらっしゃるでしょう。</p>
<p>最初は「口内炎かな」「どこかで引っかいたのかもしれない」と思い、しばらく様子を見るケースも少なくありません。しかし、その症状の背景に「扁平上皮癌（へんぺいじょうひがん）」という悪性腫瘍が隠れている場合があります。</p>
<p>猫の扁平上皮癌は、特に口の中や鼻、耳などに発生しやすい腫瘍です。進行すると食事や呼吸に影響が出る場合もあるため、できるだけ早く異変に気づくことが大切です。</p>
<p>そこで今回は、猫の扁平上皮癌で見られやすい症状や特徴、さらに治療の考え方などについて解説します。<br /><br /><img decoding="async" src="/wp-content/uploads/SEO-cover-2026-05-20T171309.441.png" alt="" class="wp-edited-image" /><br /><br /></p>
<p>■目次<br /><a href="#i1"><u>1.「口内炎」や「ひっかき傷」が治らないときは要注意</u></a><br /><a href="#i2"><u>2.猫に多い「扁平上皮癌」の特徴｜口・鼻・耳にできやすい腫瘍</u></a><br /><a href="#i3"><u>3.白い猫は耳や鼻の日光（紫外線）にも注意</u></a><br /><a href="#i4"><u>4.診断の進め方｜痛みに配慮した検査を行います</u></a><br /><a href="#i5"><u>5.治療の考え方｜手術・紹介・緩和ケアの選択肢</u></a><br /><a href="#i6"><u>6.当院の緩和ケア｜がんワクチンと高濃度ビタミンC療法という選択肢</u></a><br /><a href="#i7"><u>7.まとめ</u></a><br /><br /><br /></p>
<h2 id="i1"><strong>「口内炎」や「ひっかき傷」が治らないときは要注意</strong></h2>
<p>猫の扁平上皮癌は、初期の段階では口内炎や軽い傷のように見える場合があります。そのため、「そのうち治るだろう」と考えてしまいやすく、放置してしまうケースも少なくありません。</p>
<p>特に注意したいのは、「なかなか治らない」「以前より悪化している」と感じる変化です。</p>
<p>たとえば、以下のような症状がみられる場合は注意が必要です。<br /><br /></p>
<p><strong>＜扁平上皮癌で見られるサイン＞</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・急に強い口臭が出てきた<br />・口内炎のような赤みや腫れが長引いている<br />・血が混じったよだれが続いている<br />・食べたそうにするのに食べられない<br />・鼻や耳の傷、かさぶたがなかなか治らない<br />・顔まわりを気にして触りたがる、痛がる</strong></span><br /><br /></p>
<p>特に、「猫の口臭が急にきつくなった」「よだれに血が混じる」といった変化は、単なる口内炎だけではなく、口の中の腫瘍によって炎症や出血が起きている可能性もあります。</p>
<p>また、鼻の周囲にできたただれやかさぶたが長引いている場合も、皮膚炎ではなく扁平上皮癌が関係しているケースがあります。</p>
<p>このように、普段よく見かけるトラブルと見分けがつきにくいため、「治りが遅い気がする」「悪化している気がする」といった小さな違和感を見逃さないことが大切です。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i2"><strong>猫に多い「扁平上皮癌」の特徴｜口・鼻・耳にできやすい腫瘍</strong></h2>
<p>扁平上皮癌は、<span style="color: #3366ff;"><strong>皮膚や粘膜をつくる細胞が癌化することで発生する悪性腫瘍</strong></span>です。猫では比較的よく見られる腫瘍のひとつで、特に<span style="color: #3366ff;"><strong>口の中や鼻、耳などに発生しやすい</strong></span>傾向があります。</p>
<p>また、扁平上皮癌は局所で広がりやすい特徴があります。そのため、発生した場所によっては以下のように日常生活に大きな影響を与える場合があります。<br /><br /></p>
<p><strong>＜発生部位ごとの特徴＞</strong></p>
<p><strong>◆口の中</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>痛みによって食欲が低下したり、食べ物をうまく飲み込めなくなったり</strong></span>します。また、口臭や出血、よだれが増えるケースもあります。症状が進行すると、「食べたいのに食べられない」状態になり、<span style="color: #3366ff;"><strong>体重減少や体力低下につながる</strong></span>場合もあります。<br /><br /></p>
<p><strong>◆鼻</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>鼻先や鼻のまわりにただれや出血、かさぶたなどが表れます</strong></span>。最初は軽い傷のように見える場合もあります。さらに進行すると、<span style="color: #3366ff;"><strong>鼻づまりによって呼吸しづらくなったり、においを感じにくくなることで食欲に影響が出たり</strong></span>するケースもあります。<br /><br /></p>
<p><strong>◆耳</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>耳の先端に炎症や潰瘍</strong></span>ができ、なかなか治らない状態が続く場合があります。痛みや違和感から耳を頻繁に気にしたり、掻き続けたりすることで、<span style="color: #3366ff;"><strong>出血や傷の悪化につながる</strong></span>こともあります。<br /><br /></p>
<p>特に口の中にできた扁平上皮癌は、外から見えにくい位置に発生するケースも多いため、「食べ方が変わった」「硬いものを嫌がる」といった行動の変化が、早期発見のきっかけになる場合があります。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i3"><strong>白い猫は耳や鼻の日光（紫外線）にも注意</strong></h2>
<p>猫の扁平上皮癌は、はっきりとした原因が解明されているわけではありません。ただし、いくつかのリスク要因が考えられており、そのひとつとして<span style="color: #3366ff;"><strong>紫外線による影響</strong></span>が挙げられています。</p>
<p>特に注意が必要なのが、<span style="color: #3366ff;"><strong>白い猫や被毛の色が薄い猫</strong></span>です。<span style="color: #3366ff;"><strong>皮膚への紫外線ダメージを受けやすいため、耳の先端や鼻に慢性的な炎症が起こり、腫瘍化につながる</strong></span>可能性があります。</p>
<p>もちろん、白い猫だから必ず発症するわけではありません。しかし、体質的にリスクを抱えている可能性があるため、日頃から皮膚の状態をよく観察する習慣が大切です。</p>
<p>そのため、ご自宅では以下のような工夫を行うと安心です。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・完全室内飼育を心がける<br />・強い日差しが入る時間帯はカーテンで遮光する<br />・日向ぼっこの時間が長くなりすぎないよう配慮する</strong></span></p>
<p>特に、耳や鼻に赤みやかさぶたが繰り返し表れている場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i4"><strong>診断の進め方｜痛みに配慮した検査を行います</strong></h2>
<p>猫の扁平上皮癌は、見た目だけで判断できる病気ではありません。そのため、<span style="color: #3366ff;"><strong>細胞診や病理検査</strong></span>などを行い、実際に細胞や組織を確認しながら診断を進めます。</p>
<p>ただし、顔まわりは猫にとって非常に敏感な部位です。特に口の中に病変がある場合は、強い痛みを伴っているケースもあり、無理に検査を行うことで大きなストレスにつながる可能性があります。</p>
<p>そのため<span style="color: #3366ff;"><strong>当院では、必要に応じて鎮静を使用し、できるだけ負担を抑えながら検査を行っています</strong></span>。鎮静とは、薬によって不安や緊張をやわらげ、少しぼんやりと落ち着いた状態にする処置です。検査中の恐怖や体の動きを抑えやすくなるため、猫への負担を軽減しながら、安全に検査を進めやすくなります。</p>
<p>また、検査や治療を進める際には、飼い主様にも十分にご理解いただくことを大切にしています。<span style="color: #3366ff;"><strong>当院ではインフォームドコンセントを重視し、検査内容や治療方針について丁寧にご説明したうえで、ご納得いただいてから治療を進めるよう心がけています</strong></span>。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i5"><strong>治療の考え方｜手術・紹介・緩和ケアの選択肢</strong></h2>
<p>猫の扁平上皮癌では、発生した場所や進行度によって治療方針が大きく変わります。</p>
<p>主な治療方法としては<span style="color: #3366ff;"><strong>外科手術</strong></span>が挙げられますが、すべての症例で同じ治療が選択できるわけではありません。</p>
<p>たとえば、<span style="color: #3366ff;"><strong>早い段階で見つかり、病変がまだ広がっていない場合には、当院で対応可能</strong></span>なケースもあります。一方で、<span style="color: #3366ff;"><strong>猫の上顎（うわあご）など、顔の変形を伴う高難易度な手術が必要な場合は、大学病院などの専門施設と連携</strong></span>し、より安全性の高い環境で治療を受けられるようコーディネートしています。</p>
<p>また、治療では「完治だけ」を唯一の目標にするとは限りません。<span style="color: #3366ff;"><strong>年齢や体力、性格、そして飼い主様の希望によっては、「痛みを和らげながら穏やかに過ごす」</strong></span>という選択をする場合もあります。</p>
<p>なお、当院では積極的治療・緩和ケア・専門施設への紹介など、幅広い選択肢を提示しながら、愛猫と飼い主様にとって最適な治療方針を一緒に考えていく姿勢を大切にしています。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i6"><strong>当院の緩和ケア｜がんワクチンと高濃度ビタミンC療法という選択肢</strong></h2>
<p>がん治療というと、「強い治療を続けなければいけない」というイメージを持つ飼い主様もいらっしゃるかもしれません。</p>
<p>しかし実際には、生活の質（QOL）を保ちながら、できるだけ穏やかに過ごせるようサポートする考え方も大切です。</p>
<p>当院では、単なる痛み止めだけではなく、<span style="color: #3366ff;"><strong>緩和ケアの一環として補助的治療にも対応</strong></span>しています。<br /><br /></p>
<p><strong>＜当院で行っている緩和ケアの例＞</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・鎮痛剤による痛みの管理<br />・がんワクチンによる免疫へのアプローチ<br />・高濃度ビタミンC療法による体への負担に配慮したサポート</strong></span><br /><br /></p>
<p>これらは、一般的に行われる標準的な治療に置き換わるものではありません。しかし、「副作用にできるだけ配慮しながら治療を続けたい」「少しでも食事や普段の生活を維持したい」と考える飼い主様にとっては、選択肢のひとつになる場合があります。</p>
<p>また、「がんを完全になくすことだけ」を目標にするのではなく、「がんと付き合いながら穏やかに過ごす」という考え方によって、飼い主様の気持ちが少し前向きになるケースもあります。</p>
<p>その子の状態やご家族の思いに合わせながら、無理のない治療の形を見つけていくことが大切です。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i7"><strong>まとめ</strong></h2>
<p>猫のよだれに血が混じる、急に口臭が強くなる、鼻や耳の傷が治らないといった変化は、扁平上皮癌のサインである可能性があります。</p>
<p>特に初期は口内炎や軽い傷のように見える場合も多く、発見が遅れてしまうケースも少なくありません。しかし、早い段階で異変に気づければ、治療の選択肢が広がる可能性があります。</p>
<p>また、「少し気になるけれど様子を見よう」と考えているうちに、症状が進行してしまう場合もあるため、違和感を覚えた時点で動物病院に相談することが大切です。</p>
<p>なお、当院では幅広い診療やセカンドオピニオンにも対応しながら、飼い主様と一緒に最適な治療方針を考えることを大切にしています。また、がんワクチンや高濃度ビタミンC療法といった補助的治療も含め、猫のQOLに配慮したサポートを行っています。</p>
<p>気になる症状が見られた際は、まずは診察にお越しいただき、どんな小さな変化でもお気軽にご相談ください。<br /><br /><br /></p>
<p><strong>■関連する記事はこちらから</strong><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/345"><strong><u>愛犬や愛猫の口がくさくて悩んでいませんか？｜獣医が教える原因と対策 &#8211; 小山レリーフ動物病院</u></strong></a><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/340"><strong><u>愛犬や愛猫のできもの・しこりに気づいたら？|獣医が教えるチェックポイント</u></strong></a><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/591"><strong><u>犬や猫の腫瘍はすべて「がん」？｜良性と悪性の違いや原因を獣医師が解説</u></strong></a><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/604"><strong><u>そのしこり、どう調べる？｜犬や猫の腫瘍検査を段階ごとに解説</u></strong></a><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/610"><strong><u>犬や猫の腫瘍はどう治すの？治療の目的と選択肢をわかりやすく解説</u></strong></a><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/620"><strong><u>【獣医師解説】犬や猫のがん｜ステージ・余命の「捉え方」とQOLの考え方</u></strong></a><br /><br /><br /><span style="font-weight: 400;"><strong>栃木県小山市</strong><br /><strong>地域に根差した細やかな対応と最良の獣医療サービスを提供する動物病院</strong><br /><strong>小山レリーフ動物病院</strong><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="TEL:0285-36-3233">0285-36-3233</a></strong></span><br /><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.oyama-rah.com/information">当院の診療案内はこちら</a></span> </strong><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.oyama-rah.com/contact">お問い合わせ内容の入力はこちら</a></span></strong></span></p>
<strong><span style="text-decoration: underline;"></span></strong>The post <a href="https://www.oyama-rah.com/blog/738">猫のよだれに血・口臭・鼻のただれは扁平上皮癌？症状と治療の選択を解説</a> first appeared on <a href="https://www.oyama-rah.com">小山レリーフ動物病院</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>猫の注射後にできるしこりの正体とは｜注射部位肉腫（FISS）と適切な対応方法</title>
		<link>https://www.oyama-rah.com/blog/733</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[root]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 25 May 2026 03:07:33 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[獣医療ブログ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.oyama-rah.com/?p=733</guid>

					<description><![CDATA[<p>ワクチン接種後に、「背中にしこりがある」「触ると硬い気がする」と気づき、不安になった経験はありませんか。 猫のワクチンでは、接種後に一時的な発熱や元気低下などの副作用が見られる場合があります。さらに、注射した部位に小さな [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>ワクチン接種後に、「背中にしこりがある」「触ると硬い気がする」と気づき、不安になった経験はありませんか。</p>
<p>猫のワクチンでは、接種後に一時的な発熱や元気低下などの副作用が見られる場合があります。さらに、注射した部位に小さなしこりができるケースもあります。</p>
<p>多くは体の正常な反応によるもので、時間の経過とともに落ち着いていきます。しかし、まれに「注射部位肉腫（FISS）」と呼ばれる腫瘍が発生する場合があるため、接種後の変化をきちんと見守る姿勢が大切です。</p>
<p>とはいえ、「ワクチンが怖いから打たない方がよい」というわけではありません。ワクチンは、猫の命に関わる感染症を防ぐうえで重要な役割を担っています。そのため大切なのは、“打たない”ではなく、“接種後の変化を正しく確認する”という意識です。</p>
<p>今回は、猫のワクチン後にできるしこりの特徴や、注意したい「注射部位肉腫（FISS）」、受診の目安となる「3-2-1ルール」などについて解説します。<br /><br /><img decoding="async" src="/wp-content/uploads/SEO-cover-2026-05-20T153954.157.png" alt="" class="wp-edited-image" /><br /><br /></p>
<p>■目次<br /><u><a href="#i1"><u>1.猫のワクチン後にできるしこり｜よくある反応と注意点</u></a><br /><a href="#i2"><u>2.注射が引き金になる腫瘍「注射部位肉腫（FISS）」とは？</u></a><br /><a href="#i3"><u>3.見逃さないために｜3-2-1ルールで受診のタイミングを知る</u></a><br /><a href="#i4"><u>4.診断の進め方｜しこりを見極めるために行う検査</u></a><br /><a href="#i5"><u>5.治療の考え方｜なぜ早期発見が重要なのか</u></a><br /><a href="#i6"><u>6.「打たない」ではなく「見守る」ことが愛猫を守る</u></a><br /><a href="#i7"><u>7.まとめ</u></a><br /><br /><br /></u></p>
<h2 id="i1"><strong>猫のワクチン後にできるしこり｜よくある反応と注意点</strong></h2>
<p>猫では、ワクチンや注射のあとに、一時的なしこりができる場合があります。</p>
<p>これは、<span style="color: #3366ff;"><strong>注射による刺激に対して体が反応し、軽い炎症が起きる</strong></span>ためです。特に、背中や肩周辺など、接種した部位に表れやすい傾向があります。</p>
<p>しこりの大きさや硬さには個体差がありますが、多くは数日から数週間ほどで徐々に小さくなっていきます。そのため、しこりができたからといって、すぐに深刻な病気になるとは限りません。</p>
<p>一方で、なかには以下のように注意が必要なケースもあります。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・数か月経ってもしこりが残っている<br />・徐々に大きくなっている<br />・硬さが増している<br />・触ると痛がる様子がある</strong></span></p>
<p>このような変化が見られる場合は、単なる炎症ではない可能性も考えられます。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i2"><strong>注射が引き金になる腫瘍「注射部位肉腫（FISS）」とは？</strong></h2>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>注射部位肉腫（FISS）は、ワクチンや注射による慢性的な炎症が関与</strong></span>していると考えられている腫瘍です。</p>
<p>発生頻度は高くありませんが、周囲の組織へ深く入り込みながら広がる特徴があります。また、<span style="color: #3366ff;"><strong>再発しやすい</strong></span>点にも注意が必要です。</p>
<p>そのため、「ただのしこりだと思っていたら、実は腫瘍だった」というケースもあります。</p>
<p>とはいえ、ワクチン後のしこりがすべて注射部位肉腫になるわけではありません。多くは一時的な炎症反応であり、自然に小さくなっていきます。</p>
<p>重要なのは、「しこり＝すぐ腫瘍」と過度に不安になるのではなく、変化を正しく見極める姿勢です。</p>
<p>なお、しこりが「様子を見てよい範囲なのか」をご自宅で判断するのは簡単ではありません。そのため、次にご紹介する<span style="color: #3366ff;"><strong>「3-2-1ルール」を知っておくことが重要</strong></span>です。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i3"><strong>見逃さないために｜3-2-1ルールで受診のタイミングを知る</strong></h2>
<p>注射部位肉腫を早期に見つけるためには、「3-2-1ルール」が参考になります。</p>
<p>以下の基準に当てはまる場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。<br /><br /></p>
<p><strong>＜3-2-1ルール＞</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・3か月経っても消えない<br />・2cm以上の大きさがある<br />・接種1か月後より大きくなっている<br /><br /></strong></span></p>
<p>特に重要なのは、“大きさの変化”です。そのため、ワクチン接種後は、しこりの有無を定期的に確認しながら、優しく触って状態を観察するようにしましょう。</p>
<p>確認したいポイントとしては、以下の通りです。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・大きさ<br />・硬さ<br />・熱感<br />・触ったときの反応<br />
・形の変化</strong></span></p>
<p>さらに、<span style="color: #3366ff;"><strong>定規で測って記録したり、定期的に写真を撮影したり</strong></span>すると、変化に気づきやすくなります。</p>
<p>なお、「受診した方がよいのか分からない」と迷う場合もあるかと思います。その際は、ご自宅だけで判断し続けるのではなく、早めに動物病院へ相談することをおすすめします。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i4"><strong>診断の進め方｜しこりを見極めるために行う検査</strong></h2>
<p>しこりが見つかった場合、まずは触診を行い、いつからあるのか、どのように変化しているのかを確認します。</p>
<p>ただし、見た目や触った感触だけでは、炎症によるしこりなのか、腫瘍なのかを判断できないケースも少なくありません。</p>
<p>そのため、必要に応じて以下のような検査を行います。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・細胞診<br />・組織検査<br />・レントゲン検査<br />・超音波検査<br />・CT検査</strong></span>など</p>
<p>細胞診では、細い針を使って細胞を採取し、腫瘍性変化がないかを確認します。また、より詳しい評価が必要な場合には、組織の一部を採取して検査するケースもあります。</p>
<p>さらに、腫瘍が疑われる場合は、周囲への広がりや転移の有無を確認するために画像検査を行うことも重要です。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i5"><strong>治療の考え方｜なぜ早期発見が重要なのか</strong></h2>
<p>注射部位肉腫の治療では、手術が第一選択になるケースが多く見られます。</p>
<p>しかし、この腫瘍は見えている部分だけでなく、周囲へ深く入り込みながら広がる特徴があります。そのため、<span style="color: #3366ff;"><strong>根治を目指すためには、広い範囲を含めて切除しなければならない</strong></span>場合があります。</p>
<p>つまり、発見が遅れるほど、手術の範囲が大きくなったり、体への負担が増したりする可能性があるのです。だからこそ、早期発見と早期治療が重要になります。</p>
<p>なお、<span style="color: #3366ff;"><strong>腫瘍の大きさや発生部位によっては、より高度な設備や専門的な治療が必要になる場合もあります</strong></span>。その際は、安全面や治療環境を考慮し、専門病院をご紹介するケースもあります。</p>
<p>当院では、「完治だけが唯一の正解」とは考えていません。腫瘍の状態だけでなく、愛猫の年齢や全身状態、さらに飼い主様のご希望や生活環境も踏まえながら、以下のような幅広い選択肢を丁寧にご説明しています。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・積極的な治療<br />・生活の質を重視した緩和的な管理<br />・専門病院での治療</strong></span></p>
<p>また、インフォームドコンセントを大切にしながら、飼い主様と一緒に、その子に合った治療方針を考えていきます。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i6"><strong>「打たない」ではなく「見守る」ことが愛猫を守る</strong></h2>
<p>ここまで読んで、「ワクチンが不安になった」と感じた飼い主様もいらっしゃるかもしれません。</p>
<p>しかし、注射部位肉腫は比較的まれな病気であり、<span style="color: #3366ff;"><strong>発生頻度は1万頭に1〜2頭程度</strong></span>とされています。</p>
<p>一方で、ワクチンは感染症予防において重要な役割を担っています。特に猫では、<span style="color: #3366ff;"><strong>命に関わる感染症を防ぐうえで欠かせない予防医療</strong></span>のひとつです。</p>
<p>もちろん、リスクがゼロとは言えません。ただ、接種後の変化をきちんと観察しながら、異常を早めに見つける意識を持つことで、安心してワクチン接種を続けやすくなります。</p>
<p>そのため、ワクチン後は「しこりがないか確認する」「大きさの変化を記録する」といったチェックを習慣化しておくと安心です。</p>
<p>なお、<span style="color: #3366ff;"><strong>当院ではワクチンの種類や接種部位を工夫したり、接種後の経過を一緒に確認したりしながら、安心して予防を続けられるようサポートいたします</strong></span>。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i7"><strong>まとめ</strong></h2>
<p>猫のワクチン後にできるしこりの多くは、一時的な炎症反応によるものです。しかし、まれに「注射部位肉腫（FISS）」と呼ばれる腫瘍が発生する場合があります。</p>
<p>そのため、ワクチン接種後は、「3-2-1ルール」を目安にしながら、しこりの変化を丁寧に確認することが大切です。</p>
<p>特に、「3か月経っても消えない」「2cm以上ある」「接種1か月後より大きくなっている」といった変化が見られる場合は、早めの受診をおすすめします。</p>
<p>なお当院では、飼い主様のお気持ちに寄り添いながら、しこりの状態や猫の全身状態を踏まえたうえで、適切な検査・治療をご提案しています。</p>
<p>気になるしこりがある場合は、「様子を見続ける」のではなく、まずは診察にお越しいただき、ご相談ください。<br /><br /><br /></p>
<p><strong>■関連する記事はこちらから</strong><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/248"><strong><u>犬・猫に必要なワクチンとは？｜種類、接種するタイミングについて</u></strong></a><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/340"><strong><u>愛犬や愛猫のできもの・しこりに気づいたら？|獣医が教えるチェックポイント</u></strong></a><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/591"><strong><u>犬や猫の腫瘍はすべて「がん」？｜良性と悪性の違いや原因を獣医師が解説</u></strong></a><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/604"><strong><u>そのしこり、どう調べる？｜犬や猫の腫瘍検査を段階ごとに解説</u></strong></a><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/610"><strong><u>犬や猫の腫瘍はどう治すの？治療の目的と選択肢をわかりやすく解説</u></strong></a><br /><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/620"><strong><u>【獣医師解説】犬や猫のがん｜ステージ・余命の「捉え方」とQOLの考え方</u></strong></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>栃木県小山市</strong><br /><strong>地域に根差した細やかな対応と最良の獣医療サービスを提供する動物病院</strong><br /><strong>小山レリーフ動物病院</strong><u><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="TEL:0285-36-3233">0285-36-3233</a></strong></span><br /><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.oyama-rah.com/information">当院の診療案内はこちら</a></span></strong><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.oyama-rah.com/contact">お問い合わせ内容の入力はこちら</a></span></strong></u></p>The post <a href="https://www.oyama-rah.com/blog/733">猫の注射後にできるしこりの正体とは｜注射部位肉腫（FISS）と適切な対応方法</a> first appeared on <a href="https://www.oyama-rah.com">小山レリーフ動物病院</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【獣医師解説】シニア期の犬・猫の発作は要注意｜性格の変化や目が揺れる症状と脳腫瘍の可能性</title>
		<link>https://www.oyama-rah.com/blog/723</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[root]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 25 May 2026 02:34:47 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[獣医療ブログ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.oyama-rah.com/?p=723</guid>

					<description><![CDATA[<p>「急にてんかんのような発作を起こした」「今までと性格が変わった気がする」「ふらついたり、同じ場所をぐるぐる回ったりしている」など、愛犬や愛猫の様子に異変が見られると、不安になってしまいますよね。 特にシニア期の犬や猫の「 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>「急にてんかんのような発作を起こした」「今までと性格が変わった気がする」「ふらついたり、同じ場所をぐるぐる回ったりしている」など、愛犬や愛猫の様子に異変が見られると、不安になってしまいますよね。</p>
<p>特にシニア期の犬や猫の「性格の変化」や「ふらつき」といった症状に対しては、 「年齢のせいかもしれない」と考えて様子を見るケースも少なくありません。しかし、こうした神経症状の背景には、脳腫瘍などの病気が隠れている場合があります。</p>
<p>中でも注意したいのが、「シニア期になって初めて発作が起きたケース」です。若い頃から続いているてんかんとは異なり、脳の異常が関係している可能性も考えなければなりません。</p>
<p>そこで今回は、犬や猫の脳腫瘍で見られる症状や受診の目安、診断や治療の流れなどについて解説します。<br /><br /><img decoding="async" src="/wp-content/uploads/SEO-cover-2026-05-20T150724.347.png" alt="" class="wp-edited-image" /></p>
<p><br />■目次<br /><a href="#i1"><u>1.「うちの子、ボケちゃった？」性格変化やふらつきは脳のサインかも</u></a><br /><a href="#i2"><u>2.【チェックリスト】老化やてんかんではない可能性｜脳腫瘍を疑うサイン</u></a><br /><a href="#i3"><u>3.脳腫瘍の診断方法｜神経学的検査は当院で、MRIは専門病院へ</u></a><br /><a href="#i4"><u>4.治療の選択肢｜専門病院での治療と当院でのサポート</u></a><br /><a href="#i5"><u>5.発作が起きても慌てないために｜ご自宅でできる対応</u></a><br /><a href="#i6"><u>6.まとめ</u></a><br /><br /><br /></p>
<h2 id="i1"><strong>「うちの子、ボケちゃった？」性格変化やふらつきは脳のサインかも</strong></h2>
<p>犬や猫は年齢を重ねると、行動や反応に少しずつ変化が見られるようになります。そのため、異変があっても「シニアだから仕方ない」と受け止めてしまう飼い主様もいらっしゃいます。</p>
<p>しかし、以下のような変化が見られる場合は、単なる老化ではなく、脳の異常によって起きている可能性があります。<br /><br /></p>
<p><strong>＜性格の変化＞</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・急に攻撃的になる<br />・ぼんやりしている時間が増える<br />・呼びかけへの反応が鈍くなる<br />・飼い主様の存在に気づきにくくなる<br /><br /></strong></span></p>
<p><strong>＜神経症状＞</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・ふらつく<br />・歩き方が不自然になる<br />・同じ場所をぐるぐる回る（旋回）<br />・壁や家具にぶつかる<br /><br /></strong></span></p>
<p>これらの症状は、脳腫瘍によって脳が圧迫されたり、神経の働きに異常が起きたりして表れる場合があります。</p>
<p>なお、脳腫瘍の症状は、ゆっくり進行するケースもあれば、ある日突然強く表れるケースもあります。そのため、「少し気になるけれど様子を見よう」と判断してしまう前に、一度動物病院へ相談することが大切です。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i2"><strong>【チェックリスト】老化やてんかんではない可能性｜脳腫瘍を疑うサイン</strong></h2>
<p>犬や猫で発作が見られた場合、てんかんを疑うケースは少なくありません。</p>
<p>ただし、<span style="color: #3366ff;"><strong>7歳以上のシニア期で初めて発作が起きた場合は、特発性てんかんだけでなく、脳腫瘍の可能性も考える</strong></span>必要があります。</p>
<p>特に、以下のような症状がある場合は注意が必要です。<br /><br /></p>
<p><strong>＜脳腫瘍を疑う主なサイン＞</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・壁に頭を押し付ける（ヘッドプレス）<br />・部屋の隅で動けなくなる<br />・同じ方向へ旋回し続ける<br />・急に攻撃的になる<br />・反応が乏しくなる<br />・ぼんやりしている時間が増える<br /><br /></strong></span></p>
<p>また、目の異常が見られる場合もあります。<br /><br /></p>
<p><strong>＜目に見られる異常＞</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・目が左右や上下に揺れる（眼振）<br />・瞳孔の大きさが左右で違う<br />・焦点が合いにくい<br /><br /></strong></span></p>
<p>このような症状が見られる場合、「少し様子を見よう」と考えてしまうこともあるかもしれません。しかし、脳の病気では時間の経過とともに症状が進行するケースもあります。</p>
<p>そのため、発作や神経症状が見られた際は、「一時的なものかもしれない」と自己判断せず、症状が出たタイミングや様子を記録したうえで、できるだけ早めに動物病院へ相談することが大切です。</p>
<p>特に、<span style="color: #3366ff;"><strong>症状が徐々に増えている場合や、以前とは違う行動が続いている場合は、脳の異常が進行している</strong></span>可能性もあります。早めに状態を把握することで、今後の治療や生活のサポートについて考えやすくなるケースもあります。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i3"><strong>脳腫瘍の診断方法｜神経学的検査は当院で、MRIは専門病院へ</strong></h2>
<p>脳腫瘍が疑われる場合、まずは問診や神経学的検査を行い、「脳のどの部位に異常がある可能性が高いのか」を確認していきます。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>神経学的検査では、歩き方や反応、姿勢、目の動きなどを確認しながら、神経の異常部位を推測</strong></span>します。</p>
<p>ただし、<span style="color: #3366ff;"><strong>脳腫瘍の確定診断にはMRI検査が必要</strong></span>です。そのため、当院で初期検査を行ったうえで、必要に応じて連携している二次診療施設をご紹介しています。</p>
<p>なお、来院時に発作が続いていたり、強い興奮が見られたりする場合は、無理に検査を進めるわけではありません。まずは鎮静処置や抗てんかん薬によって状態を安定させ、犬や猫への負担を抑えることを優先します。</p>
<p>「すぐMRIを受けないと危険なのでは」と不安になる飼い主様もいらっしゃいますが、状態に応じて段階的に検査を進めることが大切です。</p>
<p>当院では、飼い主様にも現在の状態や必要な検査について丁寧にご説明しながら、一緒に今後の方針を考えていきます。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i4"><strong>治療の選択肢｜専門病院での治療と当院でのサポート</strong></h2>
<p>脳腫瘍の治療には、主に以下のような方法があります。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・外科手術<br />・放射線治療<br />・内科的治療（発作のコントロールや緩和ケア）</strong></span></p>
<p>このうち、脳外科手術や放射線治療は、高度な設備や専門的な管理が必要となるため、専門病院で行われるケースが一般的です。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>当院では、検査結果や犬や猫の状態を踏まえながら、必要に応じて専門病院をご紹介し、適切な治療環境をコーディネート</strong></span>しています。</p>
<p>一方で、すべてのケースで積極的な治療を選択するとは限りません。</p>
<p>たとえば、発作をできるだけ抑えながら穏やかに過ごすための内科治療を選択する場合もあります。また、特に高齢の場合には全身状態への負担を考慮しながら、生活の質を優先するケースも少なくありません。</p>
<p>脳腫瘍は長期的な管理が必要になる場合も多いため、飼い主様のご希望や犬や猫の状態に合わせながら、治療方針を一緒に考えていくことが大切です。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i5"><strong>発作が起きても慌てないために｜ご自宅でできる対応</strong></h2>
<p>愛犬や愛猫が突然発作を起こすと、「すぐに止めなければ」と焦ってしまうかもしれません。</p>
<p>しかし、<span style="color: #3366ff;"><strong>発作中に無理に体を押さえたり、口元に手を入れたりすると、思わぬケガにつながる</strong></span>恐れがあります。そのため、まずは周囲の安全を確保し、落ち着いて見守ることが大切です。</p>
<p>特に、家具の角や階段など危険な場所が近くにある場合は、ぶつからないよう配慮してあげましょう。</p>
<p>また、可能であれば<span style="color: #3366ff;"><strong>スマートフォンなどで発作の様子を動画撮影しておく</strong></span>ことをおすすめします。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・発作が何分続いたか<br />・どのような動きをしていたか<br />・意識があったか<br />・発作後にどんな様子だったか</strong></span></p>
<p>こうした情報は、診断や今後の治療方針を考えるうえで非常に重要です。</p>
<p>なお、以下のような場合は早急な受診が必要です。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"><strong>・発作が長時間続いている</strong><br /><strong>・短時間に何度も繰り返す<br />・発作後も意識が戻らない<br />・呼吸が苦しそう</strong></span></p>
<p>事前に対応方法を知っておくと、万が一の際にも落ち着いて行動しやすくなります。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i6"><strong>まとめ</strong></h2>
<p>発作やふらつき、旋回、性格の変化、目が揺れるといった症状は、脳からの重要なサインである可能性があります。</p>
<p>特に、シニア期の犬や猫で初めて発作が起きた場合は、「高齢だから」と自己判断せず、脳腫瘍などの病気も視野に入れて考えることが大切です。</p>
<p>脳腫瘍は、検査や治療だけでなく、その後の長期的なサポートも重要になる病気です。そのため、飼い主様が不安を抱え込まず、相談しながら進めていける環境が大切だと考えています。</p>
<p>なお、当院ではインフォームドコンセントを重視し、犬や猫の状態や飼い主様のお気持ちに寄り添いながら、検査や治療の選択肢を丁寧にご説明しています。</p>
<p>また、必要に応じて専門病院と連携しながら、ホームドクターとして継続的にサポートいたします。気になる症状が見られる場合は、まずはお気軽にご相談ください。<br /><br /><br /></p>
<p><strong>■関連する記事はこちらから</strong><br /><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/591"><strong><u>犬や猫の腫瘍はすべて「がん」？｜良性と悪性の違いや原因を獣医師が解説</u></strong></a></strong><br /><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/610"><strong><u>犬や猫の腫瘍はどう治すの？治療の目的と選択肢をわかりやすく解説</u></strong></a></strong><br /><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/620"><strong><u>【獣医師解説】犬や猫のがん｜ステージ・余命の「捉え方」とQOLの考え方</u></strong></a><br /><br /><br /></strong></p>
<p><span style="font-weight: 400;"><strong>栃木県小山市</strong><br /><strong>地域に根差した細やかな対応と最良の獣医療サービスを提供する動物病院</strong><br /><strong>小山レリーフ動物病院</strong><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="TEL:0285-36-3233">0285-36-3233</a></strong></span><br /><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.oyama-rah.com/information">当院の診療案内はこちら</a></span> </strong><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.oyama-rah.com/contact">お問い合わせ内容の入力はこちら</a></span></strong></span></p>
<strong><span style="text-decoration: underline;"></span></strong>The post <a href="https://www.oyama-rah.com/blog/723">【獣医師解説】シニア期の犬・猫の発作は要注意｜性格の変化や目が揺れる症状と脳腫瘍の可能性</a> first appeared on <a href="https://www.oyama-rah.com">小山レリーフ動物病院</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>犬や猫の血尿が治らないときは要注意｜膀胱腫瘍の可能性を獣医師が解説</title>
		<link>https://www.oyama-rah.com/blog/712</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[root]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 07 May 2026 02:42:44 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[獣医療ブログ]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>「血尿がなかなか治らない」「薬をやめるとまた出てしまう」といった変化に、不安を感じている飼い主様も多いのではないでしょうか。 犬や猫の血尿は膀胱炎によるものが多い一方で、症状が長引いたり再発を繰り返したりする場合は、別の [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>「血尿がなかなか治らない」「薬をやめるとまた出てしまう」といった変化に、不安を感じている飼い主様も多いのではないでしょうか。</p>
<p>犬や猫の血尿は膀胱炎によるものが多い一方で、症状が長引いたり再発を繰り返したりする場合は、別の原因も視野に入れて考える必要があります。</p>
<p>とくに注意したいのが、膀胱腫瘍（移行上皮癌）です。膀胱炎と症状がよく似ているため見分けが難しく、気づかれにくい傾向があります。そのため、漫然と抗生剤を続けるのではなく、セカンドオピニオンによって診断の見直しをすることも重要です。</p>
<p>そこで今回は、犬や猫の血尿が続く場合に考えたい膀胱腫瘍について、特徴や検査、治療の考え方などを解説します。<br /><br /><img decoding="async" src="/wp-content/uploads/s-blob-v1-IMAGE-4QcLY0_fUXU.png" alt="" class="wp-edited-image" /><br /><br /></p>
<p>■目次<br /><a href="#i1"><u>1.なぜ見逃される？膀胱腫瘍は膀胱炎と症状が似ている</u></a><br /><a href="#i2"><u>2.【犬に多い】膀胱腫瘍の特徴と注意したい犬種</u></a><br /><a href="#i3"><u>3.【猫の場合】頻度は低いが“治らない血尿”は要注意</u></a><br /><a href="#i4"><u>4.診断方法</u></a><br /><a href="#i5"><u>5.治療方法</u></a><br /><a href="#i6"><u>6.セカンドオピニオンという選択｜迷ったときの一歩</u></a><br /><a href="#i7"><u>7.まとめ</u></a><br /><br /><br /></p>
<h2 id="i1">なぜ見逃される？膀胱腫瘍は膀胱炎と症状が似ている</h2>
<p>膀胱腫瘍（移行上皮癌）は、<span style="color: #3366ff;"><strong>血尿や頻尿など、膀胱炎とほぼ同じ症状が表れます</strong></span>。そのため、初期段階では区別が難しく、「膀胱炎が長引いている」と判断されてしまうケースも少なくありません。<br /><br />また、抗生剤の使用によって一時的に症状が軽くなったり、血尿が落ち着いたりする場合もあります。このような経過をたどると「治った」と感じやすく、その後に再発しても「またいつもの膀胱炎だろう」と<span style="color: #3366ff;"><strong>他の原因の可能性を見過ごしてしまう</strong></span>ことがあります。<br /><br />そのため、もし改善と再発を繰り返している場合は注意が必要です。単なる膀胱炎として対応を続けるのではなく、<span style="color: #3366ff;"><strong>腫瘍の可能性も含めて改めて詳しく検査を行うタイミング</strong></span>といえるでしょう。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i2">【犬に多い】膀胱腫瘍の特徴と注意したい犬種</h2>
<p>膀胱腫瘍は、猫よりも犬に多く見られる病気です。<span style="color: #3366ff;"><strong>犬の膀胱腫瘍の多くは悪性であり、なかでも移行上皮癌が大半を占めます</strong></span>。進行すると周囲の組織へ広がったり、排尿が困難になったりすることもあるため、早い段階で気づくことが重要です。<br /><br />また、オスよりもメスに多く発生する傾向があり、特定の犬種では発症リスクが高いことが知られています。<br /><br /><strong>＜膀胱腫瘍の好発犬種＞</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・シェットランド・シープドッグ<br />・スコティッシュ・テリア<br />・ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア<br />・ビーグル</strong></span><br /><br />さらに、<span style="color: #3366ff;"><strong>7歳以上のシニア期で発症しやすい</strong></span>傾向があります。そのため、「血尿が続く」「トイレの回数が増えた」といった変化が見られた場合には、年齢や犬種も踏まえて慎重に状態を見極めることが大切です。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i3">【猫の場合】頻度は低いが“治らない血尿”は要注意</h2>
<p>猫では膀胱腫瘍の発生頻度は比較的低いとされています。ただし、リスクがまったくないわけではありません。<br /><br />特に<span style="color: #3366ff;"><strong>シニア期の猫で血尿が長引いている場合や、膀胱炎として治療を受けているにもかかわらず改善しない場合には、注意が必要</strong></span>です。<br /><br />また、猫は膀胱炎自体が多い動物であるため、「いつもの膀胱炎」と考えてしまいやすい傾向があります。そのようなときでも、経過に応じて再評価を行ったり、別の可能性を検討したりする視点を持つことが大切です。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i4">診断方法</h2>
<p>膀胱腫瘍の診断では、まず<span style="color: #3366ff;"><strong>エコー検査</strong></span>が重要な役割を担います。この検査では、<span style="color: #3366ff;"><strong>膀胱内に腫瘤があるかどうかを確認</strong></span>することで、膀胱炎との違いを見極める手がかりになります。<br /><br />また、犬の場合は<span style="color: #3366ff;"><strong>尿を用いたBRAF遺伝子検査によって、腫瘍の可能性を調べる</strong></span>ことも可能です。この検査は体への負担が少なく、痛みを伴いにくい点が特徴です。<br /><br />膀胱炎の治療が長引いている場合は、「今の診断が適切か」を見直すタイミングといえます。かかりつけ医に相談したり、別の視点で診察や検査を受けたりすることで、より適切な診断につながる可能性があります。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i5">治療方法</h2>
<p>膀胱炎と膀胱腫瘍では、原因が異なるため治療方法も大きく変わります。そのため、症状だけで判断せず、適切な診断に基づいて治療方針を決めることが重要です。<br /><br /><strong>＜膀胱炎の場合＞</strong><br />細菌感染が原因となる場合は、<span style="color: #3366ff;"><strong>抗生剤の投与を中心に治療</strong></span>を行います。あわせて、水分摂取量を増やしたり、排尿を促したりしながら膀胱内の環境を整えていきます。また、再発を繰り返すケースでは、<span style="color: #3366ff;"><strong>生活環境や体質の見直しを行ったり、原因となる要因を一つずつ確認したり</strong></span>することも大切です。<br />なお、原因に応じて<span style="color: #3366ff;"><strong>療法食の使用を検討</strong></span>する場合もあります。<br /><br /><strong>＜膀胱腫瘍の場合＞</strong><br />抗生剤では改善が見込めないため、腫瘍に対する治療が必要となります。治療には、腫瘍の位置や広がり、犬や猫の全身状態に応じて、<span style="color: #3366ff;"><strong>外科的切除を検討したり、内科的治療として抗がん剤や消炎鎮痛剤を使用したり</strong></span>する方法があります。<br />また、進行状況によっては、排尿時の負担を軽減するための<span style="color: #3366ff;"><strong>緩和ケアを中心に行う</strong></span>こともあります。<br /><br />なお、当院では治りにくい膀胱炎に対しても腫瘍の可能性を視野に入れながら評価を行い、必要に応じて検査内容を見直します。診断結果をもとに、外科的治療や内科的治療、症状の緩和を目的としたケアなど、さまざまな選択肢を検討します。<br /><br />また、<span style="color: #3366ff;"><strong>治療方針の決定においてはインフォームドコンセントを大切にしています</strong></span>。飼い主様のご希望や犬や猫の生活の質を踏まえながら、どのような治療が適しているのかを一緒に考えていきます。<br /><br />さらに、安全面や設備の観点から専門的な対応が望ましい場合には、専門病院への紹介も含めてご提案します。そのほか、補助的な選択肢として<span style="color: #3366ff;"><strong>高濃度ビタミンC療法やがんワクチンなどを検討</strong></span>するケースもありますが、いずれも状態に応じて慎重に判断していきます。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i6">セカンドオピニオンという選択｜迷ったときの一歩</h2>
<p>「このままの治療でよいのか」と感じたとき、そのまま様子を見るのではなく、前述したように診断を見直すという選択も大切です。<br /><br />膀胱腫瘍は膀胱炎と区別がつきにくく、見逃されやすい特徴があります。そのため、<span style="color: #3366ff;"><strong>別の視点から診察を受けることで、新たな情報が得られる</strong></span>場合もあります。<br /><br />なお、<span style="color: #3366ff;"><strong>当院ではセカンドオピニオンとしてのご相談にも対応</strong></span>しています。血尿が長引いている、再発を繰り返しているといった場合には、不安を抱えたままにせず、一度ご相談ください。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i7">まとめ</h2>
<p>犬や猫の血尿は比較的よく見られる症状ですが、なかなか改善しない場合には注意が必要です。膀胱炎だけでなく、膀胱腫瘍の可能性も含めて考えることが重要になります。<br /><br />また、早い段階で原因を見極めることで、治療の選択肢が広がったり、体への負担を抑えた対応につながったりします。<br /><br />なお、当院では治りにくい膀胱炎に対しても腫瘍の可能性を視野に入れ、丁寧に診断を進めています。セカンドオピニオンのご相談にも対応しておりますので、気になる症状が続く場合は、まずは診察にお越しいただき、お気軽にご相談ください。<br /><br /><br /><strong>■関連する記事はこちらから</strong><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/340">愛犬や愛猫のできもの・しこりに気づいたら？| 獣医が教えるチェックポイント</a></strong></span><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/591">犬や猫の腫瘍はすべて「がん」？｜良性と悪性の違いや原因を獣医師が解説</a></strong></span><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/604">そのしこり、どう調べる？｜犬や猫の腫瘍検査を段階ごとに解説</a></strong></span><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/610">犬や猫の腫瘍はどう治すの？治療の目的と選択肢をわかりやすく解説</a></strong></span><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/620">【獣医師解説】犬や猫のがん｜ステージ・余命の「捉え方」とQOLの考え方</a></strong></span><br /><br /><br /><span style="font-weight: 400;"><strong>栃木県小山市</strong><br /><strong>地域に根差した細やかな対応と最良の獣医療サービスを提供する動物病院</strong><br /><strong>小山レリーフ動物病院</strong><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="TEL:0285-36-3233">0285-36-3233</a></strong></span><br /><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.oyama-rah.com/information">当院の診療案内はこちら</a></span> </strong><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.oyama-rah.com/contact">お問い合わせ内容の入力はこちら</a></span></strong></span></p>The post <a href="https://www.oyama-rah.com/blog/712">犬や猫の血尿が治らないときは要注意｜膀胱腫瘍の可能性を獣医師が解説</a> first appeared on <a href="https://www.oyama-rah.com">小山レリーフ動物病院</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>犬や猫の首のしこりは要注意｜甲状腺腫瘍の症状と受診の目安を獣医師が解説</title>
		<link>https://www.oyama-rah.com/blog/707</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[root]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 07 May 2026 02:16:42 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[獣医療ブログ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.oyama-rah.com/?p=707</guid>

					<description><![CDATA[<p>愛犬や愛猫とのスキンシップ中に、「首に小さなしこりがある」と気づき、不安を感じた経験がある飼い主様もいらっしゃるのではないでしょうか。 首にできるしこりは、必ずしもすぐに深刻な病気につながるとは限りません。しかし、なかに [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>愛犬や愛猫とのスキンシップ中に、「首に小さなしこりがある」と気づき、不安を感じた経験がある飼い主様もいらっしゃるのではないでしょうか。</p>
<p>首にできるしこりは、必ずしもすぐに深刻な病気につながるとは限りません。しかし、なかには見逃せない病気が隠れている場合もあり、そのひとつが甲状腺腫瘍です。</p>
<p>こうした変化は、日頃から体に触れたり、様子を観察したりする中で気づけることが少なくありません。だからこそ、普段のふれあいが早期発見につながる大切なきっかけになります。</p>
<p>今回は、犬や猫にみられる甲状腺腫瘍について、症状や受診の目安などを解説します。<br /><br /><img decoding="async" src="/wp-content/uploads/s-blob-v1-IMAGE-BeDy1xD3w1g.png" alt="" class="wp-edited-image" /><br /><br /></p>
<p>■目次<br /><a href="#i1"><u>1.首のしこりの中でも特に注意したい「甲状腺腫瘍」とは？</u></a><br /><a href="#i2"><u>2.【犬の場合】悪性が多い傾向｜咳・息切れ・声の枯れに注意</u></a><br /><a href="#i3"><u>3.【猫の場合】甲状腺機能亢進症と高血圧のリスク</u></a><br /><a href="#i4"><u>4.診断と治療｜その子に合わせた選択を大切に</u></a><br /><a href="#i5"><u>5.受診の目安｜こんな症状があれば早めにご相談を</u></a><br /><a href="#i6"><u>6.まとめ｜早期発見のカギは日頃のスキンシップ</u></a><br /><br /><br /></p>
<h2 id="i1">首のしこりの中でも特に注意したい「甲状腺腫瘍」とは？</h2>
<p>まず、甲状腺とは<span style="color: #3366ff;"><strong>首の気管の近くに位置し、体の代謝を調整する甲状腺ホルモンを分泌する重要な臓器</strong></span>です。<br />この甲状腺に腫瘍ができると、外から触れたときに「しこり」として触れることがあります。<br /><br />ただし、首にできるしこりがすべて甲状腺に関係しているわけではありません。リンパ節の腫れや皮膚の腫瘍など、別の原因である可能性もあります。<br /><br />いずれにしても、首という重要な部位に変化がある場合には見逃さず、早めに動物病院に相談することが大切です。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i2">【犬の場合】悪性が多い傾向｜咳・息切れ・声のかすれに注意</h2>
<p>甲状腺腫瘍には良性のものと悪性のものがありますが、<span style="color: #3366ff;"><strong>犬の場合は悪性が多い</strong></span>傾向にあります。そのため、単なるしこりとして捉えるのではなく、全身への影響も含めて注意が必要です。<br /><br />腫瘍が大きくなると気管を圧迫し、以下のような症状が表れることがあります。<br /><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・咳が増える<br />・呼吸が荒くなる、息切れをする<br />・声がかすれる</strong></span><br /><br />とくに「首にしこりがある」「最近咳が増えた」といった変化が重なっている場合は、早めの受診が重要です。<br /><br />また、どの犬種にも起こる可能性がありますが、<span style="color: #3366ff;"><strong>ビーグルやゴールデン・レトリーバー</strong></span>は発症しやすい犬種とされているため、特に注意が必要です。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i3">【猫の場合】甲状腺機能亢進症と高血圧のリスク</h2>
<p>一方で、<span style="color: #3366ff;"><strong>猫の甲状腺腫瘍は良性が多く、高齢になるほど発症しやすい傾向にあります</strong></span>。<br />しかし、猫ではホルモンを過剰に分泌する「<span style="color: #3366ff;"><strong>機能性腫瘍</strong></span>」である場合が多く、甲状腺機能亢進症を引き起こす点が特徴です。<br /><br />また、甲状腺ホルモンが過剰になると、体の代謝が活発になり、以下のような変化が表れることがあります。<br /><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・食べているのに体重が減る<br />・落ち着きがなくなる、活動量が増える<br />・被毛の状態が変わる</strong></span><br /><br />さらに、高血圧を伴うことで、以下のような症状が見られることもあります。<br /><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・目が赤くなる<br />・ふらつく、バランスを崩す</strong></span><br /><br />なお、この状態が続くと心臓への負担につながる可能性もあるため注意が必要です。<br /><br />このように、猫の場合はしこりだけで判断するのではなく、日常の様子の変化にも目を向けることが重要です。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i4">診断と治療｜その子に合わせた選択を大切に</h2>
<p>甲状腺腫瘍の診断では、触診に加えて<span style="color: #3366ff;"><strong>画像検査や血液検査</strong></span>などを組み合わせながら、全体の状態を確認していきます。<br />そのうえで、犬や猫それぞれの特徴や進行状況に応じて、治療方針を検討します。<br /><br />一般的に、<span style="color: #3366ff;"><strong>猫では投薬によってホルモンのコントロールを行う</strong></span>ケースが多く見られます。<br />一方で、<span style="color: #3366ff;"><strong>犬では悪性腫瘍が多いため、外科的な対応が検討</strong></span>されることもあります。ただし、甲状腺は重要な血管や神経に近い部位にあるため、当院では安全面や設備の観点から、より整った環境での治療が望ましいと判断される場合には、専門病院をご紹介することもあります。<br /><br />また、治療を選ぶ際には、病気の状態だけでなく、生活の質やご家族のご希望も大切な要素になります。そのため、<span style="color: #3366ff;"><strong>当院ではインフォームドコンセントを重視し、複数の選択肢を丁寧にご説明しながら、納得いただける形で方針を一緒に考えていきます</strong></span>。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i5">受診の目安｜こんな症状があれば早めにご相談を</h2>
<p>以下のような変化が見られる場合は、甲状腺腫瘍が関係している可能性もあるため、早めの受診をご検討ください。<br /><br /><strong>＜受診の目安＞</strong><br /><span style="color: #3366ff;"><strong>・首にしこりがある<br />・最近咳が増えた、息苦しそうにしている<br />・元気や食欲が落ちた、体重が変化した<br />・目の異常やふらつきなど、高血圧が疑われる症状（猫のみ）</strong></span><br /><br />これらは一見すると軽い変化に感じられるかもしれませんが、体の中で異変が進んでいるサインとして表れている場合もあります。<br /><br />そのため、様子を見るべきか迷う段階であっても、上記にひとつでも当てはまる場合は、早めに病院に相談することが大切です。<br /><br /><br /></p>
<h2 id="i6">まとめ｜早期発見のカギは日頃のスキンシップ</h2>
<p>首のしこりは、飼い主様が日常のふれあいの中で気づける大切なサインです。<br />そのため、体をなでたり、様子を観察したりする習慣が、早期発見につながります。<br /><br />また、犬と猫では症状の出方や注意すべきポイントが異なるため、それぞれの特徴を理解しておくことが重要です。治療においても、完治だけを目標とするのではなく、生活の質を大切にした選択が求められる場面もあります。<br /><br />なお、当院では飼い主様のお気持ちやご家族の状態に寄り添いながら、適切な検査や治療のご提案を行っています。首にしこりを見つけた場合や、気になる変化がある際は、まずは診察にてお気軽にご相談ください。<br /><br /><br /><strong>■関連する記事はこちらから</strong><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/340">愛犬や愛猫のできもの・しこりに気づいたら？| 獣医が教えるチェックポイント</a></strong></span><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/591">犬や猫の腫瘍はすべて「がん」？｜良性と悪性の違いや原因を獣医師が解説</a></strong></span><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/604">そのしこり、どう調べる？｜犬や猫の腫瘍検査を段階ごとに解説</a></strong></span><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/610">犬や猫の腫瘍はどう治すの？治療の目的と選択肢をわかりやすく解説</a></strong></span><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="https://www.oyama-rah.com/blog/620">【獣医師解説】犬や猫のがん｜ステージ・余命の「捉え方」とQOLの考え方</a></strong></span><br /><br /><br /><span style="font-weight: 400;"><strong>栃木県小山市</strong><br /><strong>地域に根差した細やかな対応と最良の獣医療サービスを提供する動物病院</strong><br /><strong>小山レリーフ動物病院</strong><br /><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="TEL:0285-36-3233">0285-36-3233</a></strong></span><br /><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.oyama-rah.com/information">当院の診療案内はこちら</a></span> </strong><br /><strong><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.oyama-rah.com/contact">お問い合わせ内容の入力はこちら</a></span></strong></span></p>The post <a href="https://www.oyama-rah.com/blog/707">犬や猫の首のしこりは要注意｜甲状腺腫瘍の症状と受診の目安を獣医師が解説</a> first appeared on <a href="https://www.oyama-rah.com">小山レリーフ動物病院</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
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